発達障害休職日記40│12/11・『普通』になれない
12月11日(水・40日目)
この日記は、適応障害を起こして休職中の発達障害当事者が日々のできごとを書き残し、似た環境の方のお役に立つかもしれないボトルメールをnoteの海に流しているものです。
特性とつき合う工夫や、どうにもならないことへの向き合い方など、発達特有の日常から読者の方に得るものがあれば嬉しいです。
今日は、『原因不明の落ち込みに襲われて凹んで何もできない』という話です。
具合が悪くなるまで
5時半に起きる。
ここで寝ないから後々眠くなって時間を無駄にすると学習したので潔く二度寝。
無事8時に起きられてごみを出せて、その後も眠くならなかったので、健康的生活に成功できて嬉しい。
14時過ぎまで刀剣乱舞のイベント周回。いい感じにアイテムが手に入って嬉しい。
ちょうどSNSを見たら、今日からコメダで『桔梗信玄餅』とのコラボドリンクが売り出されたのを思い出す。
早速行こうと着替えてコメダへ向かう。
具合が悪くなる
お店は満席で、待っている間に人の喋り声が耳に入って、なんだかとても嫌な記憶が開く。
障害を持って仕事をしていて、報連相が行き届かず、空気を読まない行動をしてしまってみじめな思いをしたことが何度かあった。
それとともに、業務での理不尽な扱いも思い出す。
なんだかいろいろ嫌になってしまった。
カフェでゆっくり……なんて気分ではない。
高い声を聞きたくなくて、逃げ出すようにお店を出る。
最低限の動きでスーパーへ行き、ヨーグルトともやしと、非常用のチキンラーメンぶっこみ飯を買って帰宅。
どうしてこんななのか
ホットのミロを作ってゆっくり深呼吸して、頓服を飲んで少しでも落ち着けるよう努める。
こんな時はセルフコンパッションすらできない。
ただつらいのをやり過ごすために息を吸って吐く。
『普通』になりたい。
人は「みんな違う、世の中に『普通』はない」と言う。
けれど、私は『普通』の人がスカイツリーと東京タワーの高さを比べているのを、暗い日本海溝の底から見上げている。
それくらい、『普通』は私から遠い。
と、AIさんはおっしゃる。
けれど私が私に価値を見いだせていないのだから、そんな優しい言葉も届かない。
やっぱり、自閉度相応に能力が低かった方が、傷つくことも誰かと比べることもなく幸福に過ごせたと思ってしまう。
客観的には、今のように1人でもある程度自分の思うままに生きられる方が幸せに見えるのだろうと思うけれど。
『普通』になれないなら、徹底的に『普通』でない方がよかった。
今日の振り返りと明日の支度
今日やりたかったこと:
✔️自分を甘やかす➡︎優しくできた。
❌机と床のものを1つどかす➡︎余裕がなかった。
✔️ゲームと読書を頑張る➡︎刀剣乱舞とFGOができた。
❌アウトプット➡︎余裕がなかった。
2つできたので優勝。目標を低く見積もっておいてよかった。
今日のよかったこと・えらいこと:
💮病状がひどくなる前に適切な処置ができてよかった。
💮適切に自分を大事にできてえらい。
明日やりたいこと:
💪支援員さんに窮状を訴える。
💪精神科の先生に相談する。
💪3食ごはんを食べる。
💪ゲームのイベントをやる
今日は誰かにメッセージを残すとか誰かの役に立ちたいとかそういう気持ちになれないので閉店ガラガラ。