人生。山あり谷あり解雇あり
解雇された。
いわゆるコロナ解雇ってやつ。タイミング的には、だが。
いろいろやらかした感があるから、自分の責任はすこぶる大きい。そこは否定しない。恥の公表はしないが。
この解雇によって、退職経験数は8まで伸びた。
8回入社で8回退職。100戦全勝といえる。55歳でこの数は、多いのかどうかわからないが8は”末ひろがり”で、縁起がよろしい。後の展望に期待がもてる。
失職バリエーションも8回。この経験は捨てがたいものがある。
ぼくだけの独り占めはずるいのそしりがあろう。しぶしぶだが、おすそ分けすることに決めた。8回分の感動。ぜひ、受け止めていただきたい。
1回目 在任5年。とある任期制の公務員を退職。
敬礼して衛門で送られる
2回目 在職2年。とある1部上場グループ系の企業を退職。
「なにぃ、お前もデューダか!」 と課長にののしられる
3回目 在職5年。とある誰でも知ってるアパレルブランドの物流会社を退職。
「分室の件、ボツになった。お前らその地で頑張れ」 と札幌に放置される
4回目 在職3年。とある誰もしらないボーリング会社を退職。
「すいません、スカウトされました」 と協力会社にホイホイ転職
5回目 在職6年。とある前回転職した会社がカンタンに倒産。
「すいません潰れました。戻ってもいいですか?」 と恥も外聞もなく1コマ戻る。
6回目 在職6年。とあるボーリング会社が傾き、ネズミのごとく去る。
「一緒はカンベンっす。さーせん。」 と沈没船のように見捨てる(1年後に持ち直した)。
7回目 在職6年。とある日本じゃ2社しか作ってない建材、を運搬する会社を退職。
「腰痛つらいっっす。それと友達の会社に誘われたので」 と立つ鳥後を濁して飛び去る
8回目 在職3年。とある30年来の友人が経営する会社をさっき退職
「こんな使えん奴だと思わんかったわっ」 とあきれられ、脱兎のごとく退散。
現在にいたる
明日は、ハロワ行こうか迷い中。離職票まだだし。行っても無駄なんだけど。
ちなみに、とあるボーリング会社には、もちろん電話した。
「歓迎する来なよ」との回答。
懐の深さに男泣きしたことは、墓場まで秘密だ。
はたして9回目なるか?
なるとすれば、それはいつか?
乞うご期待!