明日は海へ脚立を持っていこう。 鼻栓と。
小学校のプールで「レベルアップスイミング」なるものが行われており、小5の次男は毎日通っている。
一応、水泳大会へ向けて、選手の補強という名目のモノらしいが、大会に出場する予定でなくても練習には参加できるというので、ただただプールに入りたいだけの次男も、堂々と参加しているのだ。
ところが先週末は気温が上がり過ぎ、水温も上昇して、「熱中症警戒アラートなんやかんや」という基準を越えたということて、2日連続の休止となった。
学校関係の事柄には何かと規制が多く先生方も色々と大変らしい。
「暑いからプールに入りたいのに暑過ぎてプールに入れないってどういうこと!」
と、妻は怒っているのだが、まぁまぁただでさえ暑いのに、余計に熱くなっちゃっても、と慰めている。
次男も、あるのかないのかその時になってみないと判らないような「レベルアップスイミング」に、貴重な、その為に頑張って宿題を片付けたのだという夏休みの、自由な行動を縛られてしまうという事がかなり気に入らないらしい。
どうせまた中止になるのならと、明日は私がフリーなので海へ行こうかという話になった。
先日「憧れのバクテン」の練習中に、
「オレが子どもの頃は海やプールに飛び込んで回転の練習をしたもんだ」
という話をしたもんだから、
あぁ! あの「憧れのバクテン」の練習をするにはいい方法かもしれないと、海へ行く気満々になっているのだ。
私が子どもの頃とは違って、今は何をするのにも制限がつきまとう。
いや、私が子どもの頃にも色々制限はあったが、そこまで神経質でもなかった気がする。
もちろんそれも全て子どもの安全の為必要なものなのだろう。
今のプールでプールサイドから回転飛び込みなんぞしようものなら即刻退場であろう。
当時は先生等の目を盗んでしていたものだ。
しかし海と言っても波止場とか防波堤とかから飛び込むのは少々怖いし、そういうところの海へ入ろうという気にはあまりならない。
なので人の少ない朝のうちに、海水浴場でやろうという事になったのだが、遠浅の浜辺では足場が無い。踏み切りができるような水深のところでは浅すぎて失敗たときに危険だ。
そこで脚立である。
脚立を沈めて、それを足場にしたら良いのではないかという事に話は決まった。
そうそう思い出した!
着水が上手くいかないと、いや、上手くいった場合でも、なんの加減だか鼻から水が入って大変なことになる。あの痛さと言ったら・・・
そうなると一気にやる気が萎えてしまう。
鼻栓のようなモノが要るよなぁ。何か探しておこう。
ところが、ここへ来て気温の上昇が少し和らいでいる。
今日も「熱中症警戒アラートなんやかんや」は発表されず「レベルアップスイミング」は開催された。
明日の気温次第で、それほど暑くなければプールで「レベルアップスイミング」の練習になり、暑かったら海で「憧れのバクテン」の練習になるという妙な選択。
どっちにしても水へ入る用意と、アルミの脚立を用意しよう。
あ、鼻栓も必須。