「あなたらしさ」に、みんなと共有できる正解なんて必要ない
こんにちは、マインドプットノート開発運営チームのキシモトシンジです。今日は、自律思考=自分づくりにとって大事なテーマ、「自分らしさの理解」についての話です。
よく「自分らしさを見つけましょう」なんて言葉を聞きますが、このアドバイス、実はほとんど意味がないどころか、有害ですらあります。だって「他人から見た自分」と「本当の自分」はまったく別物ですよ。外面とは違う内面を捻じ曲げるなんてとんでもない!「クラスのみんなや大人が思っている“あなたらしさ”が正解です」といってるんだから、そんなのディストピアですよ
そもそもの「自分らしさ」とは、誰かに合わせた自分ではなく、自分が心から納得している自分のはずでしょ。クラスの友達や先生、職場の上司がどう見ているかに左右される「自分らしさ」なんて、いずれ窮屈になるしそもそも間違ってる。他人が持っているあなたのイメージは、あくまで外側から見た一部分でしかないんです。
例えば、「あなたは明るくて元気な人だよね」と言われ続けていると、いつの間にか「そうあるべきだ」と思い込んでしまいがちです。でも、その「明るさ」が心からのものではなく、誰かの期待に応えようと無理をしているだけだったとしたら?それはただの「演じる自分」であり、あなたが本当に求めている「自分らしさ」とは異なるものです。
個として存在する私たちにとって大切なのは、「自分がどう思うか」です。外側とのやりとりに応じて自分を分かりやすいものに理解しようとしていたら、本当に心から満足できる「自分」を理解できるわけがありません。そうじゃなくて、自分の内側を見つめ直して、自分が何を大切にしているのか、どんなことにワクワクするのかをしっかり考えるべきじゃない?そのためには、メモを使って自分の思考を整理し、他人の期待や評価はせいぜい参考程度にしておけばいいのです。
まったく他人の意見を無視しろというわけではありません。ただ、自分を形作るものは、あくまで「自分自身が感じること」に基づいていなければ、結局は破綻します。最初のちょっとした違和感は時間が経つほどに大きな歪みとなっていきます。そもそも誰かが決めた「正解のあなたらしさ」を追い続けても、本当の自分を見つけることはできません。むしろそのアドバイスに惑わされてしまうと、自分がわからなくなるリスクがあるんです。
マインドプットノートは、誰かの期待や評価から自分を解放し、自分にとっての「本当の自分」を見つけるお手伝いをします。日々のメモやアイデアを書き出すことで、他人のイメージから離れ、あなた自身が納得できる「自分らしさ」を見つけていけるはずです。結局、「あなたらしさ」を決めるのは、他の誰でもない、あなた自身なのですから。