2019年度 若手技術者向け講座 プログラミング編
以前、2019年度の若手技術者向け講座のデータベース編をまとめた記事を書きました。
今回はその続きで、プログラミングの講座も終わったので、その講座内容とアンケート結果のレポートをまとめます。
プログラミングに関しては、参加者によって業務で使用している言語や使用するフレームワークなどが異なるので、できるだけ特定の言語やフレームワークなどに依存しない汎用的なものにする必要がありました。
その結果、オブジェクト指向、UML、リファクタリング、デザインパターンをやることにしました。スライド資料での言語はJavaにしておりますが、なるべく言語に依存しないような講座になるようにしたつもりです。
オブジェクト指向&UML
アンケート結果
プログラミングの講座の1回目は、オブジェクト指向とUMLについての学習をしました。
後半のデザインパターンの講義をするにあたり、オブジェクト指向の理解とUML(特にクラス図)の理解がほぼ必須になるため、その準備段階として実施しました。
参加人数が少なかったのが残念でしたが、概ね満足だったようです。
リファクタリング&デザインパターン
アンケート結果
この講義は2回に分けて実施しました。
最初はリファクタリングについてお話しましたが、リファクタリングとは言いつつも、実際には3分の2くらいは可読性の高いコードの書き方の話しかしていません。リファクタリングをするときに、デザインパターンの知識があると、活用できる場面が増えるため、その繋がりで簡単にリファクタリングのお話をしましたが、あまり深掘りはしていません。
デザインパターンについては、時間の都合もあるので、一部だけ紹介しました。半分以上は演習の時間にして、実際にソースを書いたり見たりしながら理解を深めてもらいました。
演習は、一つのプログラムに対してデザインパターンを1つずつ適用していき、リファクタリングしたり機能を追加していくような演習にしました。
10個くらいしか盛り込めませんでしたが、演習の流れはかなり良い感じにできたと思っています。
2回目は参加者がとても少なかったので、1回目で難しいと感じた方が不参加になってしまったのかもしれません。
まとめ
去年に引き続き今回で2度目となった若手技術者向け講座。
まずは講座の会場を提供してくださったCODE BASE OKINAWA の関係者の方々、ありがとうございました。
そして、何よりも講座に参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
演習で使用したソースコードについては気が向いたらGitHubにアップするかQiitaにでも書こうかと思うので、その時にここと連携したいと思います。
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