フィールドスコープのために何かまた作る…のか…?
前回の記事で何かモニョモニョ言ってしまったけど、実際に作りたいのはフィールドスコープ用のケースです。
フィールドスコープの立ち位置は高倍率での観望を除いて、小口径屈折RFTとして有用で、散開星団を見るにあたり、フィールドスコープは適度な倍率と短い鏡筒が相まってお手軽観望にはうってつけ。特筆すべきはお月様の観望です。正立像なので自然なお月様です。んー、望遠鏡でお月様を見るとね、倒立だったり鏡像だったりするので、通りすがりの人にお月様を見てもらうと「ねぇ、なんで形が逆なのですか?」と月という対象を通して望遠鏡に対する意図しない質問を受けることが多いのです。これがフィールドスコープ(や双眼鏡)などの正立光学系だと「うわぁー、あの月がこんなに大きく見える!」とシンプルに(ナチュラルに)喜んでもらえている様子がうかがえるのです。
そんな便利なフィールドスコープですが、難点が1つありまして、現在「運搬(持ち運び)」が不便なのです。
曲面が多くて手で掴む所が少ない。短い見た目に反してズシリとくる重量がある。落としたり転がしたりするとどこか狂うのではないかと思うほど詳細な見え味(光学系の優秀さ)があり、運搬が怖いんです。
ならば、保管や運搬のためのケースを作らなければならないのではないか。
有用だと、手軽だと、良く見えるとか、言っている割に持ち運びが不便とか組み合わせた架台がお手軽では無かったりする…これではせっかくのシンプルさをスポイルしているのではなかろうか、そう思うようになってきました。
まず、運搬(保管)するための「ケース」を作る方向で考えております。
(工作宣言…だな…。(-"-)ムゥ…。)