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こつこつと、飽きずに何かをやってきたのかなぁ。日常のあれこれやらを気分次第で文字にして…

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こつこつと、飽きずに何かをやってきたのかなぁ。日常のあれこれやらを気分次第で文字にしておくのもいいのかな。 話題は広い方ではないので、読まれた方は飽きるかも....そう思いながらも自分の気分で文字起こし。

最近の記事

【速報】紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を小さな望遠鏡(60mm屈折)で捉えた。

とはいえ、ヘッダーの画像はスマートフォンによる撮影です。主に60mm屈折を使ってずっと接眼レンズの中から湧き上がってくる彗星の輝きを眼で眺めてました。詳細は来月のnoteで公開したく思っております。 まずは速報まで。

    • 小さな望遠鏡(口径60mm屈折)で出来た事。

      ほぼ1年前、2023年9月16日、小さな望遠鏡がうちに来てくれました。白い鏡筒は汚れ、鏡筒の内部まで埃が積もり、対物レンズはカビとヤケがあったジャンク扱いの小さな望遠鏡。( https://note.com/kiss_a_ten/n/n7ee56dab5c1b  ) 「ボクはまた星の光を集めることができるんだね。もうちょっと頑張ってみるよ。新品の頃とまではいかないけれど、ボクが宇宙を覗き見るお手伝いができるかもしれないよ?」そんな声が聞こえた気がして、この子に向けていろいろ

      • 夜露のこと。

        夜にお外で過ごして、ある程度の時間が経つと車のフロントガラスや外で使った荷物のあれこれが濡れていることがほとんどです。今の時期、まだ日中の気温が高くて湿度も低いのに、夜になると夜露でぐっちょりになる季節でございます。 珈琲カップを置いているテーブルがじっとりと濡れる。 しばらく座っていなかったイスの座面が湿っている。 撮影中のカメラのレンズが曇る。 望遠鏡のレンズが曇る。 接眼レンズの見口レンズが曇る。 あちらこちらが夜露で濡れてしまうんです。いくら気温が高い時の湿度が低

        • お外でご飯を炊けるようになると…。

          夜に星空を眺めに行く。ゆっくりとした時間を過ごす。ちょっとした飲み物があるともう少しゆっくりと時間を過ごせます。その後、深夜を過ぎると街中の灯りが少しずつ落ちて、夜空の星々がもうちょっと輝く時間帯になります。そうですね、夜半すぎから朝方の星空って綺麗です。辺りに凛とした空気が流れ、東の空から次の季節の星空がどんどん上ってきてワクワクしてしまいます。 お湯を沸かせるようになるとお茶やコーヒー、カップラーメンなどでお腹を満たす事もできます。夜半過ぎまで外で過ごそうと計画すると事

        【速報】紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を小さな望遠鏡(60mm屈折)で捉えた。

          七夕に天の川を眺めること。

          7月7日は七夕。幼少のころから織姫と牽牛の話を聞かされ、短冊にお願い事を書いて笹に取り付けて「○○が上手になりますように。」と願いを込める。 いつの日か、織姫はベガ、牽牛はアルタイルと知り、そして「こと座α星」「わし座α星」とか、天の川は川ではなく星の集まりであることも知る。 知りたくて調べて知識が増えるごとに七夕の言い伝えや七夕飾りの風習から離れていくことにも気づきました。 現在の暦で7月7日と言えば、奄美・沖縄を除いたほとんどの地域は梅雨の時期です。七夕に晴れて天の

          七夕に天の川を眺めること。

          梅雨の時期は「機材の整備期間」

          6月に入り、各地から梅雨入りの声が聞こえてきました。この時期に星空を見られるような天気になる事が少なくなります。この時期に大切なのが高湿度による光学系へのカビ対策です。機材のケースに入れておく乾燥剤などを総チェックする時期でもあります。 カビが怖い時期です。望遠鏡の鏡筒ケース、接眼レンズのケース、双眼鏡など、保管をしている時の湿度が気になります。でもその前に…特に大切だと思っているのが「脱脂」です。接眼レンズなどにはまつ毛などの接触で皮脂が付着している場合もあります。その皮

          梅雨の時期は「機材の整備期間」

          「ミッドナイトオープンカフェ」をお薦めしてみる。

          星を見に行っても、100%晴れるとは限りません。晴れると思っていたら曇ったり、現地で途中の時間帯だけ曇ることもあります。「曇っちゃった。星が見えなくなっちゃったから帰ろうっかぁー。」と、帰っちゃうと大抵の場合に「君たちが帰った後に晴れたよー!」なんて話を聞くと「あー、もうちょっと粘れば良かったのに…。」っていう後悔の念に襲われます。曇っている時間帯って小一時間くらいであれば良いんですけど、三時間とかになるともう大変よね。しかも、きっちり三時間後とかに確実に晴れますよという保証

          「ミッドナイトオープンカフェ」をお薦めしてみる。

          古い機材で地球の自転を感じる。

          近年、天体観測や星空の撮影をやっている人が増えているような気がします。InstagramやX(旧twitter)などのSNSへアクセスするとごく普通にデジタルカメラで撮影された「天の川」の画像や天体望遠鏡で撮影された系外銀河を目にします。 天体望遠鏡もパソコンやスマートフォンからの操作で天体を自動導入できる製品が多くなり、高いハードルであった「天体導入」が容易になった事も要因だと思います。自動導入で天体を導入し、その天体が地球の自転による日周運動で動いて行くのをそのまま捉え

          古い機材で地球の自転を感じる。

          更に小さい子が復帰。(40mm屈折望遠鏡)

          市販の初心者用望遠鏡よりも小さな天体望遠鏡を所有しています。既に販売されていない望遠鏡です。ポータブル赤道儀に付帯されていた、いわゆる「ガイド鏡」です。世界に名を轟かせている高橋製作所(現:タカハシ)の「H40型赤道儀」の鏡筒です。 タカハシの中の人にお会いした機会にお話しを聞いたところ、「あぁ、アレは天体望遠鏡だよ。みんなガイド鏡って思ってるけどな、確かに接眼部分はガイド鏡としか使えない造りになってっけど対物レンズは天体望遠鏡の設計だぁー。試しに100倍くらいで見てみ?星

          更に小さい子が復帰。(40mm屈折望遠鏡)

          接眼レンズを落下させたくない。(簡単な接眼レンズホルダーを作ってみた。)

          天体望遠鏡を使って肉眼で天体を見るには接眼レンズが必須です。接眼レンズと言うのは対物レンズが作った像(焦点像)を見るためのレンズです。アイピースとも呼ばれます。主に倍率を変更するために使われる大切な部品で、小さいのから大きい物、覗きにくい物や見易い物、そして見える視界が狭かったり広かったり、当然ながらお値段も安価な物から高価な物までピンからキリでございます。 対物レンズの性能を活かすのも、接眼レンズとの組み合わせでいろいろな見え味が変わりますので、同じ倍率となる接眼レンズが

          接眼レンズを落下させたくない。(簡単な接眼レンズホルダーを作ってみた。)

          小さな望遠鏡(60mm屈折)への部品を取り付けた。

          2023年9月に小さな望遠鏡(60mm屈折)が来てからというもの、この子を活用するのにいろんな部品を検討し、追加取り付け致しました。 使い始めた頃には「とりあえず使えればいいや。」と死蔵していた鏡筒バンド(ユニバーサル鏡筒バンド)を取り付けていたのですが、ハッキリ言って重たいのと鏡筒の向きが微妙に合わない状態だったため、市販の「鏡筒バンド(スターベース80用、3,340円)」を購入しました。これにより380グラムほど軽くなりました。 導入の目安として取り付けていた照門照星フ

          小さな望遠鏡(60mm屈折)への部品を取り付けた。

          小さな望遠鏡(口径60mm)と目盛環。

          小さな望遠鏡(口径60mm)を使って、自宅アパートの狭いベランダ(幅75cm)にて南東~南西の狭い範囲で天体を見るにあたり、光害が多くてなかなか厳しい場所でございます。経緯台に方位・高度の目盛りを付けてスマートフォンの星空アプリを使って目的の天体を探す事にも慣れてまいりました。光害や月明りがある場所で見る天体と言えば月や惑星、そして二重星が多くなります。それら天体の導入が出来た後には「ちょっと高めの倍率で見たいなぁ。」と思うようになります。特に二重星は星の色が綺麗だったり分離

          小さな望遠鏡(口径60mm)と目盛環。

          小さな望遠鏡(口径60mm)でやっている事。

          9月、うちに来てくれた小さな望遠鏡(口径60mm)が稼働しつつあります。主に自宅アパートの狭いベランダ(幅75cm)にて南東~南西の狭い範囲の空を眺めています。JR駅が目の前にあり、パチンコ屋もあるなど、光害が多くて星を見るにはなかなか厳しい場所であります。 星を見ようと、街灯りが少ない場所へ移動するのもひとつの方法ですが、いくら暗い場所であっても月明りには無力です。そう…「月明りがある夜に楽しむ事を自宅でやれば良いのでは?」と開き直ればどうなるんだろう、そう考えました。

          小さな望遠鏡(口径60mm)でやっている事。

          小さな望遠鏡(口径60mm)で出来る事。

          先月、小さな望遠鏡がうちに来てくれました。口径60mm(焦点距離480mm)の屈折望遠鏡の鏡筒です。 とある望遠鏡SHOPで見かけたジャンク扱いの小さな望遠鏡。鏡筒の上には汚れがあり、至る所も埃だらけ。接眼レンズを差し込む接眼レンズホルダーの内側にも埃。そして、対物レンズの直径4分の1ほどの面積にコーティングのヤケが見られる「ジャンク望遠鏡」だったんです。凄く悲しい雰囲気が纏わりついていました。 「ねぇ。ボクはどうなるの?こう見えても昔は頑張っていたんだ。でも、長いこと宇

          小さな望遠鏡(口径60mm)で出来る事。

          西村彗星(C/2023 P1)と10分セッティング

          2023年8月13日、西村栄男(にしむらひでお)さんが発見した新彗星を見る事が出来ました。発見時の光度は10.4等だったとの事。 2023年9月3日未明。新月期から半月が経って満月を過ぎ、当夜の月齢は17.1となってて夜空は明るい。西村彗星は薄明開始1時間半前の時点で東の空から上ってくる。高度が10度に到達する時刻は4時20分頃。そして薄明開始となる5時00分の時点でも高度は18度との予報でした。 空全面にはウロコ雲があるものの、雲と雲の間にはなんとか星が見えている。 「

          西村彗星(C/2023 P1)と10分セッティング

          星雲や星団を自分で導入するために。その3

          星雲星団などの目的の天体を望遠鏡などの視野に導入するのに天体位置を表示してくれるスマートフォン星空アプリを活用すると比較的楽ですよ?って話を展開しています。 もちろん、ファインダーで探して視野へ導入出来れば導入スピードは速くなります。しかし、そういう天体の数は少なく、ファインダーの視野内に捉えている時でも実視ではうっすらとしか見えていなくてメインの筒の視野へ導入するのは難しいものです。 そこで、スマートフォンの星空アプリを使っての天体導入となる訳ですが、まず活用するのは目的

          星雲や星団を自分で導入するために。その3