彼にしか出来ない役@コルトガバメンツ2014
明日がTAKE FIVE2の初日ということで、過去のメモを漁ってた。
そんなことしてるならKAT-TUNまとめたいし、滝沢歌舞伎まとめたいし、市場三郎まとめたいし…なのに!!
何してるの私!!(いつものこと)
TAKE FIVEを去年観劇したときに、テクニックは身についているし、役者としての成長はあるけど、ハジメ以上の感情の渦やオーラを感じなくて、そこが残念だった。
コルトガバメンツの太輔は、粗削りながらも、ハジメがそこに確実に生きていた。
だから、私の中で、太輔の1番は、ハジメ。
藤ヶ谷にしかできないって言われる役とか、代表作を作りたいみたいだけど、ハジメは彼にしか出来ない。
いや、他の人でも出来るけど、彼のハジメが、最上級。
あて書きは良いね!(笑)
なんて、環境のおかげってことにはしたくないけれど。
以下、2年前だけど当時のメモ。
*・*・*・*・*・*
コルトガバメンツ折り返し公演
笑いがそんなにおきない。
中尾くんのところだけ笑いが起きてたけどそれ以外ではあまり。
全体的にアウェーな雰囲気になってた。
みんな真剣に観てたのかもしれない。
笑いが重い気がした。
そのせいか、演者の間の取り方が、ちょっと足りなかったり、逆に、前よりもよく間をとってるとこもあって良かったけど。
舞台は生き物だなーと、改めて。
太輔も体調悪いのかなーってくらいアタマから顔が腫れてるし、クマもすごい。
でも、それも途中でなくなったというか、演技でそう見せてるのかわからないけど、
途中からはファンデの色一つあげた?ってくらいになってた。
これが太輔の、潜在能力。
中尾くんは今日は発声しにくそうだった。
渋谷さんは相変わらずよく通る声。
太輔、飲みのシーンで、マッスルを升毅さんの真似して小さくしてた。
部長と2人で自販機前で話すところで、「会社とはこうゆうものだ」って話のあと、部長がいなくなったときに、一人で噛み締める。
表情で演技。
そのときの表情で、自分の中で決意したのかなって思った。
コルトを持つときの切なそうな表情からの暗転。
暗転の瞬間顔が残ってるのでより印象的にその表情が頭に残った。
少し上を向いて口開いてる。
一箇所噛む。最後の部長とのシーン。
カーテンコールでは小さくお手振り。投げちゅーの前に渋谷さんに絡む。
正しいと思ったことをしてるのに、という話。部長だけが処分されてしまうってことは想像していなくて、会社というか、会社だけでなく社会全体に対する怒りとか、そうゆうのを感じた。
それなのに、部長が処分されてしまう。
ここでもまた弱きをいじめる社会への怒り。
最後に部長が絶対会社辞めるなと言う。何があっても、その自分の方法を通せって言うのに辞めてしまってるやり切れなさ。
それも問題かな。
そんな矛盾だらけの世界へ、ハジメは
「ただいま」
帰ってきた。
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演出のおかげかな〜、題材が向いてるのもある。
でも、きっと、いつか越えてくれる。
さらに上へ。
成長が遅いと言われようと、それを見るのが楽しいのだ。
のんびりのんびり、すぐに出来ないところが人間らしくて、愛おしいじゃないか。
すぐに代わりが出てくる世界だからこそ、彼の成長を見るには、応援し続けるしかないじゃない。
出来ないことに、全力で向かい合うところが、愛おしいじゃないか。
遅咲きジャニーズでいいじゃない。
可愛いじゃないか。
明日、TAKE FIVE2の幕が上がる。
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