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力強い「はい!」は、困っている証拠だった?

先日、返事べっぴんに、
「わかりました!」「理解しました!」
と即、力強い返事を返して
注意されていた先輩のお話を
書かせてもらいました。

「人の振り見て、我が振り直せ」の役立て方|樹木も人も笑顔に、樹木医mimi ( 三戸 久美子 )

で、つい最近、
自分も同じことをしていることに気づく…

ここを直すように、と指導を受けているのに、
何度言われても、丁寧に誘導してもらっても
できない!! 困った!

そんなとき、「はい!!」と
めちゃくちゃ、力(りき)んだ返事をしている
自分に気づきました。

で、やっと、先輩の
気持ちというのか、
境地というのか、
が理解できた気がしました。

誰かに何かを伝えなくてはいけないとき、
説明した後で、
相手が「わかりました」とか
深くうなずいたりしつつも、
少しもやりかたを改めてくれない、
なんてことは、ないでしょうか?

あれは、もしかして、
言われたことを、頭ではわかっていて
(わかろうとして)
本人はそうしたい、のだけど、
どうも身体がついてこない、
できないよう、困った!
から出てくる反応なのかも?

もちろん、今はクールで無反応なスタイルや
態度は丁寧だけど、完全にスルー
というやりかたもあります。

ですが、そうでなく、
一生懸命やっているように見え、
「わかった」と言いつつ、
行動が変わらない、なぜ?
という場面に出会ったら、
もしや?と思うのがよいかもしれません。

どちらかというと、昭和なタイプ、
責任感強めの人とか、長女などは、
困ると、こういう反応をするのかも?

そういうこともある、とわかっていれば、
この力強い返事は、もしかして、
「やりたいけど、
どうしてもできなくて、困っているの!」
というサインなのかも?と考えられますよね。

だとしたら、どのようにすればよいか?
救いの手を差し伸べるための
別の作戦が次々と考えられるかも?

少なくとも。
相手と一緒になって、
ずっと「困っちゃう!」
を続ける状態からは、
脱出しやすいかもしれません。

とりあえず何かするよりも、
まずは相手を理解、
はここでも当てはまる気が。

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樹木も人も笑顔に、樹木医mimi  ( 三戸 久美子 )
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