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学生が教えてくれる、時代の変化

昨日は祝日でしたが、
大学の講義はもちろんあり。

いまどきは、祝祭日は関係なく講義が行われ、
しかも、出席数が足らないと、
成績をつけてもらえません。

大学でも、学生はシステム的に
きっちり管理されています。

そのせいか、教室には、
わりとたくさん学生がいました。

そして。今の人はわりとまじめに勉強します。
席も前からつめて座っているし、
途中の私語も、ほとんど、まったくなし。

そして、ちゃんと反応しながら
聞いてくれている学生は何人もいます。

一時、今の若い人は無反応だからやりにくい、
という先生方の声を聞いていました。
が、少なくとも、私の接する学生さんは
そんなことはないです。

ただし、講義の前後の態度はわりと
クールな感じ。
遠慮がちに話しかけると
どの学生も親切に答えてくれますけどね。

20年くらい大学に行っていると、
時代の変化を感じます。
年ごとに、だいぶ雰囲気が違うのは昔からで
その変動は、おもしろく、不思議な感じ。

が、総じて、おとなしめで「まじめ」
という感じに
変化してきたように見えます。

社会情勢の厳しさが、若い人から
伸びやかさとか根拠のない希望など
を失わせている?
と思うと、申し訳ない気になります。

が、若者はきちんと今の世の中に適応して
よりよく生きようと努めているのを
感じます。

だからこそ、失点をとられないよう
若いうちから、ひたすら堅実に守りに入る。

このスタンスは、
私の場合は、少しくらい見習ったら?
と感じます。

時代の変化を肌で感じる方法は
いろいろあると思います。

同じことを長年やり続けるのは、
わかりやすい方法かもしれないですね。

私の場合は、木の形や
人の木の扱い方を見ること、
そして、大学生の気質や行動パターン
を見せてもらうこと。

長く気にかけて、
モニタリングしていることがあったら
今一度、近年の変化を
見つめ直してみたいです。

自分たちのクビが締まりつつある
徴候は、でていないでしょうか?


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