緑を、環境を守りたい、その志が引き継がれていくのを感じるのは、心強いです
若葉が目にまぶしいですが、花は終わりかけを 迎えているものの多い感じのGW期間、
最後の土曜日、いかがお過ごしでしたか?
今日は大学に、オープンカレッジで行ってきました。
3名の学生がお手伝いしてくれましたが、そのうちの一人に、ものすごく勉強熱心で、学んだことをすぐに役立てて行動する、とてもまじめな女子学生がいます。
終わってから、彼女に話しかけられました。
「最近、先生と同じように、私の近所でも、広い敷地の緑が開発されてなくなろうとしています」と。
終わってから、他の先生や学生たちとティータイムの間も、ずっと2人でそのテーマについて作戦会議をしていました。ジュースを飲むのも忘れて。
彼女は真剣なまなざしで、メモの野帳をかたときも手放さず、メモを取りながら、話をじっと聞いてくれていました。
そして、せっかくなら、卒業研究でも、地元の環境、緑をテーマにして、調べ、学ぼうと考えている、と教えてくれました。
学生に、自分が仕事で与えてもらった経験や知識を伝えるのは、「未来への種まき」
だと思って、自分なりにですが、たくさんのエネルギーをかけてやってきました。
と言っても、「種」に、ほんの少しの養分をあげる、くらいのことしかできません。
それでも、すぐに芽を出して、ぐんぐん伸びようとする姿を目の前で見せてくれる「種」もあるのです。
いろんな芽生え方、育ち方がありますが、どんどん自分の目指す方向に伸びていこうとする力強い姿を見ていると、大きな希望を与えられました。
今日、彼女とも話しましたが、緑、環境を守っていくには、多くの方の理解と力が必要です。
緑が豊かで気持ちよく、心身ともに健やかな未来を迎えられるように。
私たちも、やれることをやっていきます。
そして、みんなの力も。それぞれの方が、緑や人間以外の生き物のために、お力を発揮していただけると幸いです。
ちなみに、写真は、通学路から見える木にあったカラスの巣。
巣の中で、カラスがうろうろしている姿が見えました!
大きな木が1本あれば、環境は確実に変わります。営巣するカラスが、それを見せてくれました。