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お話記録メモ その1

講義や講習などでお話しするとき、
そのときどきに、
聞いて下さる方にとって大事なはず、
なポイントがあります。

それを書きとめておくことに。

先日のリスクマネジメント、
森の中で活動される方向けの
「木読講座」のメモです。

・木に関する危険(事故)には、
予測できるものと、できないものがある。
まずそれを知り、両者を区別すること。

そして、避けられるはずの危険は、
確実に避けられるようになりたい。

そのために使える方法があって、
「木の形を読む」技術。

・樹木の組織学的な知識や成長のしかたは、
そういうものか、と思って
図を見ておいてもらえれば、
とりあえずのところは、よし。
暗記や勉強が好きな人以外は。

・危険な箇所を発見するには、
形をよく見る。
そして、正常と思われる状態と比較。
その正常の範囲を知るためにも、
日頃から木の形をよく見ておく。

・危険性を評価するとき、
「木の立つ位置」は、とても重要。
そして。
危険な場所は避けましょう。

・日頃から木に親しんでおき、
目を養う。




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