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もしかして危機的?と感じる力

最近、食料品の価格が値上がりしている、
物価が高騰している、というのは
よく聞く話です。

が、さらに気にしなくてはいけないのは、
食べるものが、だんだん、
なくなっていきつつある
ということ…

高くなるだけでも困りますが、
究極的には、お金を払っても買えない、
食べられるものが、そもそもない、
という状況だって、考えられます。

ずっと前から、長年言われているように、
日本は、食糧自給率がとても低いまま。

だから、食べるものがない!問題は
けっこう現実味のある、切実な話、
と思っています。

最近では、お魚や牡蠣(柿も)、ホタテ、
みかん、栗(不作と言うよりも、熟す時期が早すぎと聞く)、
お米や野菜などなど…

これまで当たり前のように
口にしてきた食べ物が
ここ数年で、そして、今年になってから、
どうしたものか、というレベルの
不作に陥っています。

原因は、虫だったり病気だったり、
極度の高温による生育障害だったり。

最近の気象条件を見ていると、
今年だけ、とか
これも変動の範囲内、
とは言えない感じになってきました。

以前、話題になった『未来年表』を
おそろしく読みましたが、
高齢化を含めて、その恐ろしい予測は、
着々と現実化しつつあるようです。

目の前にある、かすかなサイン、
統計データ(意図的に修正・加工されていても)、
違和感など、
このままではまずい、
と知らせてくれる予兆は、
たくさんありそうです。

そう思うと、目の前の何らかのサインを
漠然とした不安でなく、
「危機感」として、
はっきり直視したい。

危機感をもてれば、
動き始められます。

動けば、何かが見えるし、
変化がおきます。

あとは、次、次、
と望む方向を目指して
一歩一歩、ひとつひとつ
やっていくだけ。

危機感をもつ、というのは、
厳しい状況におかれたときに
生き延びるための能力だったのだ、
とあらためて感じています。

具体的に動く原動力に
なってくれますものね。

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樹木も人も笑顔に、樹木医mimi  ( 三戸 久美子 )
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