大人になってからの、ドラえもんの楽しみ方とは?
子ども時代、そして今、マンガを読まれるタイプでしょうか?
これまで、どちらかというと、マンガよりも文字の本を読む方が多かったのですが、なんとなく気になって、「とっておきドラえもん」というのを買って読んでみると…
これがすごく面白いのですね。
電車の中でも人目を気にしつつ、時に、ぷぷぷ、とか笑いながら、思った以上に楽しく読めました。
そして、驚いたのは、ドラえもんって、こんなに表情が豊かだったんだ!ということ。
それに気づけた自分にも驚きました。
以前は、ストーリー中心に読んでいて、何か出来事があるたびに見せてくれる、ドラえもんのものすごく変化に富んだ表情やしぐさを、今ほどは楽しめていなかった気がします。
この温かみのある表情やしぐさにホッとしたり、慰められたり。
長年の人気の秘密が、あらためてわかった気がしました。
そして、これだけ表情を豊かに描き分けられる藤子・F・不二雄さんは、きっと、人の気持ちに、とても繊細な感性をもった方なのだろうな、などと想像を巡らしました。
昔好きだったものに、ずいぶん時間を経てから触れると、今の自分はどう感じるでしょうか?
そんな変化を楽しむ時間をもつのも、よい気がします。
夏休み期間でもあります、童心に返って、ドラえもんでもオバケのQ太郎でも、なんでも思いつくものを手に取って楽しんでみてはどうでしょう?
自分をテーマにして、ちょっとした探検ができるかもしれませんね?