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溺れたときにつかむ藁

最近、木の話題、ドウブキ、ヒコバエという呪文について
書いていましたが、ちょっとばかり休憩をはさむことに。

先日、稽古ごとの先輩とお話ししていて、
おもしろいことに気づきました。

世の中には思慮深く、失敗の少ない人もいます。
が、人間だもの、いろいろと失敗をやらかし、
ときどき人生に行き詰まり、
アップアップと溺れそうになることもありますよね?

でも、なのです。

私の場合、溺れたときに必死でつかんだ藁が
とてもすばらしい藁だった!とあとで判明することが多いです。

そこから考えると。

その人の気質によるとは思います。
が、私の感覚では、
何か困ったことがあるときは、目をそらさず、ごまかすことなく、
ああ、困った!としっかり直面して、
本気で困りきる方が
早く快方に向かうことが多い、
気がします。

なので、「窮すれば通ず」ということわざは、わりと好きです。

で、困り切って溺れて沈みかけると、
いつのまにか、目の前に藁が現れているのに気づけます。

そこで、とりあえず、必死で藁をつかむと、
それが我ながらナイス!!な藁だったりします。
で、そこから、思わぬよい展開が待っていたりする。

でも、ここまで書いて、
ほんとにいつもそうなるものか?
と不安に。

なので、この記事を鵜呑みにせず、
自分が困難から脱出するとき、
どのようなパターンをたどるのか?
それをつかむきっかけにして頂ければ、と思います。

私のように脳天気な人は、いいこともあれば、
それが災いに転じることも(多々)あります。

要は、自分をよく知りましょう、ということなのかもしれません。
自分を知っておくことが、災いの予防になる気はしますものね、たぶん、きっと…





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