シダレザクラの枝が、気になる、気になる
この時期にしては、なんだか肌寒く、雨もよく降る気が。
お散歩も楽しみにくかったりしますが、何か自然の楽しみを見つけられておられますか?
私は、立派なシダレザクラの写真判定クイズをやって以来、外を歩くと、シダレザクラに目が行きます。
そして気づいてみると、意外とあちこちに植えてあるんですよね、シダレザクラって。
それでも、仕事柄、過去にはよい木を見ているので、「これはいい!」と思うものに出会うことは少なめです。
が、大学のこの木は、他の場所の木と比べると、比較的良い方なのかも。
一時ほどの枝の勢いはないにしても。
枝が、躍動感ある感じで、立ち上がって伸びてはいないけど、まだ水平だから。
ただし、幹の途中から「胴吹き枝」が出ています。これは、うんと元気な木の場合はほとんど出ないのと、通路側に枯枝があるのも少々気になるところ。
この木の立っている場所は、高めの建物のすぐそばで、風が強し。
よって、乾燥害を受けやすい立地条件です。
そして、観察から言うと、枝垂れタイプの木は、普通の樹形の木よりも、土壌条件の悪い場所は、辛いようです。枝枯れが生じやすいので。
今度、京都に行ったらば、シダレザクラの樹形をよく見てみて下さい。
土壌条件(気象条件もですが)が違うので、関東の枝垂れとは、形や元気さが違うはずですよ!
目の前の枝垂れ桜の元気さは、いかがでしょうか?