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Rakuten最強プランvs永久不滅ポイント

あまり強い言葉を遣うなよ…
弱く見えるぞ

久保帯人『BLEACH』

楽天モバイルユーザーなのだが、突然Rakuten最強プランへ移行しないかというチラシが送られてきた。

SIMとともに。

チラシだけならスルーしてしまうところだが、SIMも来たので「え、そこまでする?」と思い、読んでしまった。

回線がdocomoから変わるのは少し心配だが、もし変更したら私の場合、月額料金は500円以上安く済みそうだ。
恥ずかしながら今日までこのプランを知らなかった。
変えてみても良さそうだ。

それにしても。
最強というネーミング、凄くないか?

えっ、っていうかサービス名に最強とかって、言っていいのか?
なんか景品表示法とかに引っかからないのだろうか???

あくまで楽天モバイルの複数のプランの中で「最強」という扱いで、セーフってこと?
そもそも格安SIMにおける最強とは、安さなのか繋がりやすさなのか……的な疑問もある。

強さの基準が曖昧だからかえってOKなのか。
本当の強さって何ですか?

確かにSEO記事でも、表示順位が近ければ、タイトルに派手なキーワードを入れたほうがクリックされやすい。

どんなに良い記事でもサービスでも、まずは知ってもらう、読んでもらうのが大事なのは言うまでもない。

だからインパクトのある言葉で興味を引くのは重要だ。

しかし「最強」までいくと、何でもありすぎないか?と思った。
他社が「最強を超えた宇宙最強プラン」とか出したらどうするんだ。
強さがインフレし続けるバトル漫画みたいになるだろ。

そして同じようなものとして思いついたのが、セゾンの永久不滅ポイントだ。

永久不滅って。
さすがに嘘すぎる!

有効期限がないことの表現だとは分かっているが、永久不滅と聞くとそれこそセゾンが倒産しようが人類が滅亡しようが残っていそうな強さである。

それがかえって、「なんかそのうちなくなりそうだな」感を出しているように思うのは私だけだろうか。

そのあたり、愛好するオモコロウォッチで語られていたので、ぜひご視聴いただきたい。

私は、言葉でモノ・サービスを売る仕事をしている。
だから「売れる言葉」「購買意欲をそそる言葉」があるのも分かっている。

しかし強すぎる言葉は、逆に「嘘かも」「怪しい」と人に思わせることもあるなと痛感した。

「10年以上続きます、何が何でも」と謳うソシャゲがあったら、「1年くらいで終わりそう」と思うだろ、みんな。

この現象は何か考えた時に思い浮かんだのは、藍染隊長である。
こういうことだったんですね。

なおRakuten最強プランへの移行手続きは途中でシステムエラーが出て、「時間をおいてお試しください」となって頓挫している。

どうやら私はまだ最強になれないようだ。

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