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2022_0720_本読み

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冒頭の写真:
公園のアリの穴。やや小さめのツヤのある黒っぽい茶色の、アリ。

ありの巣の掘った土は、見事に顆粒状で、美しくクレーター状に積もっています。掘りながら、唾液で固めて、それを巣の外に運ぶのかな、と想像しました。

多分見る人が見れば、なんという種かわかるんだろうな、と思いますが、素人の検索は難しそう(「日本産アリ類画像データベース」っていうのは見つけましたが)。

一方、アフリカのトーゴで見た、土をシャベルでダンプカーに積んでる人の動きを思い出しました。

パッ!パッ!って、一すくいごとに地面からダンプの荷台へ土を投げ上げていて、すごく珍しく感じたのでした(その時は、アリジゴクがアリが来たときにパッパッって土を巻き上げるのを思い出したのでしたが)




7月20日(水)は以下を読みました。

『虹の解体』 リチャード・ドーキンス 著

福岡伸一 訳
早川書房
第7章 神秘の解体

養老孟司さんのYouTubeを時々聞いて、眠る理由の説明が面白かったです。

意識は秩序を作っていまう。秩序を作った分、かならず無秩序が生じている、という考えは、どこから来たのかわからないけれども、確かにそうかも、と思います。

意識が秩序を作る、すると、どうしても眠る時間が必要になる。その時間、脳は整える作業を粛々としている、と言っていたかな。別に休止してるわけではないのです。

ここでドーキンスが話すのは「意識」の世界でのことなんだろうと思います。意識の世界で神秘が解体されたとしても、知り得ない世界には神秘はいくらでも存在し続ける、と思いました。

(音読した人:山崎)





『ある「小倉日記」伝』 松本清張 著

新潮文庫

「そんなことを知って、なんの意味があるのだ?」
鴎外のことを調べてまわる、田上にはそんなことばも浴びせられます。

いっぽう鴎外研究者Kからの手紙をなんども読み返して、嬉しさを味わったりもします。

どちらも、山崎も身におぼえがある感覚でした。

(音読した人:こいでさん)






『学問のすゝめ』   福沢諭吉 作

岩波文庫
十六編 心事と働きと相当すべきの論

〈百姓の仕事を不満足なりとして著書の業に従事するがごときは(中略)重大に従うものなり。人間の美事と言うべし。〉

これをはっきり言うところが「学問のすゝめ」ですね。つまり百姓の仕事よりものを書くのが大事、役者よりも学者、車引きより航海術、と。

このあたりの意見は引っ掛かります。

(音読した人:めいさん)





『おーいでてこい』 星新一 著、中島梨絵 絵

ミキハウス

最近、TVドラマもある星新一さん。らしい話だなぁ、想像すると怖くなって嫌な話だなぁ、そして面白い、と感じました。

(音読した人:こいでさん)






『青葱を切る』    藤本徹 著

ブラックバードブックス

「春子の健康」

という詩でした。
1日以上経って書いているので、忘れています。

そう、急に主人公が具体的にでてきたので、小説みたいに感じました。

ですが、その次の日の詩も「ミチル」とい女性が主人公で、そちらの方の記憶はあるのですが。。。

(音読した人:きよもとさん)

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