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2022_0926_本読み

<1189字>

冒頭の写真:
見事に一直線に並んだシロバナのヒガンバナ。
なーらんだ なーらんだ 赤白黄色、ってチューリップの歌が頭に浮かびました。



9月26日(月)は以下を読みました。

『進化とは何か』 
リチャード・ドーキンス 、吉成真由美 編・訳

第六章 真実を大事にする ドーキンス・インタビュー 
早川書房

進化論について、ダーウィンやウォレスについて、ドーキンスが説明してくれていました。自然選択、性選択などについて。
自然選択って、生き延びたものの持っている性質が受け継がれていく、ということですよね。
進化論全体がどうもまだよく理解できていないと、やっと感じるようになってきました。科学って手強い。

(音読した人:山崎)





『畏るべき昭和天皇』    松本健一 著

新潮文庫
たった一人のたたかい

昭和天皇は、軍部や政府におどらされることなく冷静に戦局を見ていた、ということが強調される内容が続きました。
真珠湾から五ヶ月後の最初の日本空襲は「ドーリットル空襲」とも呼ばれるもので、日本は一機のアメリカ軍機も撃墜することはできなかった、という事実を知りました。

また昭和20年6月22日に、天皇は戦争終結の意思表示をしていたことも知りました。

(音読した人:こいでさん)




『塩一トンの読書』    須賀敦子 著

河出文庫 
『翻訳史のプロムナード』辻由美 著

またまた、この本の紹介が非常に面白そうに感じるものでした。

「翻訳」ということが果たすのは、他言語の人に内容がわかるようする、ということだけでなく、疲弊した文明のすばらしい成果を別の文明へと繋いでいくことでもある、という考えに深みを感じました。

そこには、別の視点での理解やもう一度考えて生み出し直す、みたいな創造的側面があると思います。

(音読した人:きよもとさん)






『福沢諭吉 (コミック版世界の伝記) 』  

上永 裕正  監修、吉田 健二 著
ポプラ社

基礎知識解説のところ、続く。

明治天皇がざんぎり頭にしたのは1873年。これで一気に流行したそうです。(さすがの福沢諭吉は一足早く、1870年だそうです。)

天皇のざんぎり頭は新聞に載ったのかな?という疑問が出て、あとで検索したのですが、新聞に写真が載るのは日露戦争(1904~5年)から、とのことでしたのでまだまだずいぶん後のこと。
この時は絵が載ったのかもしれません。(天皇の写真といえば、御真影。これにはたくさんいわくがありそうです。)

(音読した人:めいさん)





『芭蕉連句集』  中村俊定・萩原恭男 注

岩波文庫、
四一 鶯の(なにぶくろ)141~143ページ

この歌仙だけ、桃靑、という芭蕉になる前の名前が使われています。
なぜなのかな。

故郷の若い人たちに囲まれて、自分も若い時代に返った気持ちで詠んでみた、ということなのでしょうか。

(音読した人:山崎)




















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