2024_0914_本読み
<1438字>
冒頭の写真:
知らない内に、タケノコが背丈ほど伸びていた。
さすがに7月くらいからは勢いが鈍ってちいちゃいのがちょこちょこ出るだけで、水煮にして溜め込んでいた。今日採れたのが、1本だけど、それ全部より多い。鶏肉焼いて、今年、ずいぶん食べたとろけるタイプの緑色のナス、そしてピーマンで、グリーンカレーにした。
タイバジルは無いので、普通のバジルで食べたがまあまあ美味。
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9月14日(土)は以下を読みました。
『犬の心』
ブルガーコフ 著 石井信介 訳
未知谷
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解説。
今日のところでは、主な登場人物 とととがそれぞれ、現実の人としては誰を表しているのか、を詳しく。レーニン、スターリン、スターリンによるレーニン記念入党者、トロツキー、 などなど。
ネタバレ、といえばある程度そうですが、諸説あるし、どんな雰囲気なのかがわかってよいです。ソビエトがそのとき、どんな状況にあったのかを知らなければ、味わうことが半減しそうですから。
(音読した人:山崎)
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『Edge Life』
金星一 著
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5 文字中毒
すごい情報処理能力。どの媒体からどうやって文字情報を入れるか、それをどう熟すか。
ちょっと面白かったのは、新聞の社説(だったか?)を大声で読んでいた時があった、とのこと。かかる時間がわかる、とか、聞いている人がわかりやすいか、その息遣いがわかるので、よい文が書ける、などなど。
英語を大声で読んでいたんでしょうね。
(音読した人:こいでさん)
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『ひらがなの世界─文字が生む美意識 』
石川九楊 著
岩波新書
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ハレ、とケ、の話がでて、そこにこいでさんが疑問を投げかけていました。
政治などの公の文書が「ハレ」で、日常生活が「ケ」。草書は「ケ」の部分をになっていて、王羲之の手紙などが例に挙げられていました。
ケ、の音には「ケガレ」の印象もあるから、お葬式などの儀礼が「ケ」なのか「ハレ」なのか、議論があるようでした。ウィキペディアのチラ見すると。調べていて知ったのが、猥褻の「褻」の字が「ケ」の漢字だったこと。
久しぶりに角川漢和中辞典を引いてみました。
〈 解字 形声。執の転音が音を表わし、身につける意の語源(接)からきている。ふだんぎ・はだぎの意。 〉
ここから、執の下に日のある漢字(これ検索で見つけられない)、の音「せつ」に通じて、なれる意。そこからまた繋がって、けがれる、という意味に借用するようになった、とのこと。
音が同じだと意味も同じになるのはわかる気がしました。
(音読した人:きよもとさん)
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『漱石・子規往復書簡集』 和田 茂樹 (編集)
岩波文庫
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漱石の俳句が続きます。
時鳥、がたくさんできたのは、相手が子規だからなのでしょうね。
山崎は、ホトトギスの声は、ときどき聞くとやはり嬉しくなります。特徴ある声と、なかなか出会えない姿。一度見た時に、意外に小さかったです。
(音読した人:めいさん)
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『芭蕉七部集』 中村俊定 校注
岩波文庫
『猿蓑』
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〈 春雨や山より出る雲の門 猿雖 〉
雲の門、これどういう状況を表すのかな?ということで、しばらくしゃべって、山崎は、霧の真ん中だけ晴れてて、そこから向こうが見えてる、っていう状況を想像してみました。
あとから見たら、ちゃんと下注があって、
〈 雲の門ー雲の出る処を云。 〉
そういう解釈ですか。
(音読した人:山崎)
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