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11月26日
今朝も早くからわかめの種まき作業のアルバイト。作業場までの道も覚えたので時間に余裕をもって到着できた。今日作業するわかめは前回の種と違い大槌から買ってきたものらしい。すでに3〜5cmに成長したわかめも付いていて状態がいい。
だからか、わかめの種のまわりにはたくさんの生き物が蠢いている。小さなダンゴムシのようなもの、エビ類、ひらひらと泳ぐもの。いちばん多いのはナナフシのような生き物だった。小さな生き物には興味津々で観察するのは好きなのだけど、触るとなると話はベツ。わかめの種をPPテープに挟み込むたびに指を這いまわるそいつを平気なフリした顔で水中に戻すのに必死だった。
調べたところ、彼の名はワレカラといって、海藻の表面に多く生息する小型の甲殻類。階層に付着したまま水揚げされ、乾燥して割れることからその名がついたというのが定説らしい。無害なのはわかってるんだけど……。
(撮影:三浦尚子)
(マスクの下では苦虫を噛み潰したような顔をしている筆者)