【こんな映画でした】702.[マルタの鷹]
2020年 9月16日 (水曜) [マルタの鷹](1941年 THE MALTESE FALCON アメリカ 100分)
ジョン・ヒューストン監督作品。この監督の出世作とのこと。ハンフリー・ボガート主演の探偵もの。楽しんで(推理して)観たが、もともとこの手のジャンルは、私はあまり好きではないとあらためて気付かされた。
[黄金](1948年)の時と同様、監督の父親(ウォルター・ヒューストン)がここでも出演している。女優はメアリー・アスター。いま一つ迫力がない。役柄のせいでもあるか。撮影当時35歳、たくさんの映画に出演しているが、初めて。
脇役ではピーター・ローレがここでも出ている。気の毒な俳優としては、スペード(ハンフリー・ボガート)の相棒の探偵(ジェローム・コーワン)は、映画が始まって6分ほどのところで殺されてしまう。秘書役のグラディス・ジョージは[我等の生涯の最良の年]に出ていたようだ。
とまれハードボイルドものは、私の好みではないようだ。