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【こんな映画でした】1030.[ダブリン上等!]

2019年 2月23日 (土曜) [ダブリン上等!](2003年 INTERMISSION 102分 アイルランド/イギリス)

 ジョン・クローリー監督の初作品。これより前に[ブルックリン]を観ている。というかこれを観たことから、今回の作品を観た次第。

 正直言って、この過激さは原題の「休憩」というか、一種のモラトリアムのようなノンビリした意味合いのものではない。この時期の若者の、どうしようもない鬱屈した生態・人生を描いていると言えるか。

 解説によると11プロットあり、50人以上の台詞のある役者が登場するとのこと。モンタージュ的にいくつものエピソードが目まぐるしく展開していく。

 私にはその暴力と、性的な言辞が鼻についた。その意味では教育的に、あまりおすすめできるものではない。なお舞台は邦題にあるとおり、アイルランドのダブリンである。

 車は左側通行だし、警官は銃を持っていない(刑事は持っていたが)。ビールは言うまでもなくギネスである。タバコをよく吸っている。

 基本的にこの映画のようなのは、私には合わない。もう若くはなく、音楽でいうと現代音楽のような作品は合わないのと同じだ。

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