見出し画像

【こんな映画でした】525.[男の子の名前はみんなパトリックっていうの]

2020年11月26日 (木曜) [男の子の名前はみんなパトリックっていうの](1957年 フランス 20分)

 ジャン=リュック・ゴダール監督作品。洒落た映画で、[気狂いピエロ](1965)のような雰囲気が感じられる。主演というか登場人物は三人で、パトリック役にジャン=クロード・ブリアリ。[いとこ同志](1959)をはじめとして結構、観ている。

 女性二人は、アンヌ・コレット、撮影当時20歳くらい。ニコール・ベルジェ、撮影当時23歳くらい。あいにく彼女は33歳で交通事故で亡くなっているようだ。

 ストーリーとしては、要するに一人の男が次々と女性をナンパしていくというもの。そのうちの二人は、今一緒にいる二人だった。もちろん別々に出会い、別々にデートの約束をする。ところが二人で街角を歩いていると、その男がまた別の女性をナンパして、タクシーに乗り込むところ。

 で、二人の女性は、それぞれの相手は同じ「パトリック」であると気づき、ニヤッとして映画は終わる。何とも!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?