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【こんな映画でした】993.[主人公は僕だった]
2023年10月21日(土曜) [主人公は僕だった](2006年 STRANGER THAN FICTION アメリカ 113分)
マーク・フォースター監督作品。ウィル・フェレル主演。あとダスティン・ホフマンが。女優ではまずエマ・トンプソンが小説家の役で、マギー・ギレンホールが恋人役で。あとリンダ・ハントも登場。
原題を見たときすぐに「事実は小説より奇なり」(Truth is stranger than fiction)ではないかと思った。もちろん主人公のことをストレンジャーともしているのだが。
大体、その通りで面白い発想である。これまでになかったわけではないが。つまり小説家が書いている内容を具体的に体現する人物が現れ、同時並行で話が進んでいくのだ。
この映画の最初のうちはそれが理解できず困惑したが、徐々に分かってきて、ついには最後に小説家と同じ気持ちにさせられ、ホロリとさせられてしまった。久しぶりに映画を観て涙が出てきた次第。少しだが。