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カウンセリング記録【6回目】

6回目の記録


あーーきつかった。
今回は本当にきつかった。


前回のカウンセリングから2週間くらい経っての6回目。
間隔はいつもと変わらないけど、これまでとメンタルが違った。


最初の1週間は、本当に調子が良かった。

体調が良いというか、生きててすごく楽というか、楽しくてすっごく生きやすい感じ。
もう…なんか怖いくらい体調が良かった。
こんなに日々過ごしやすいのは生まれて初めてだった。


でも1週間くらい経ったある日のこと。
その日は親と会う約束してて、会って会話して、疲れたなーと思いながら帰ってきて。
しばらくしたら、

「あれ、」
「なんか、楽しくない」


そわそわモヤモヤ。数日前までの生きやすさはどこへ行った。
いつもの1日が楽しくない。生きてて苦しい。
思考がずーんと地に落ていくあの感覚。視野が狭くなるあの感覚に陥った。


早速カウンセリングの先生にそのことを相談したら、

「親に会ったことでまた思い出したんだろうね。リセットされちゃったんだろうね」って。(ちょっと言葉違ったかも)

でも最初の一週間良かったのはすごいよ。それが本当のあなたなんだよ。って言われて、
本当の自分があれなら、なんて生きやすいんだろうと思った。


6回目のワークは、怒ることと依存に重きを置いたワークだった。

私の母親は、私が口を出すと怒る。
私が母の思い通りの行動をしないと、怒って不機嫌になる。
反対に思い通りの行動をしたり、母の言うことを聞いたりすると喜ぶし機嫌も良くなる。

私はそうやって母の思い通りに動いてた。
母は「私を喜ばせて!私の機嫌をとって!」って言ってるんだ。

母は常に上にいたいんだよね。
「私はあれもやってあげたし、これもやってあげてる!私に感謝しなさい」って。
だから私は下から「やってもらった」「感謝しないと」と思って服従してしまう。

そして社会に出てもどこに行っても
「自分はしてもらってる、もっと感謝しないと」という思考になり、自分を下に下げてしまう。

だってそうしないと、母が不機嫌になってどこかに行ってしまうから。
一人じゃ何にもできない小さな子供にとって、「お母さんがどこかに行ってしまう」というのはとても怖いこと。
だってどこかに行ってしまったら、私は死んでしまうから。


それが怖くて怖くてたまらない。
怖いと感じないように、「私は大丈夫、怖くない、何も感じない」って自分に言い聞かせて、ここまで耐え続けてきてしまった。

こんなに辛いのに、アダルトチルドレンの私は
「でも母の方が自分より辛いよな…」とか「母はいつも頑張ってくれてたし…」って言ってるけど、あれは母親として当然のこと(子供を守って子供の面倒を見ること)なんだよ。


「綿ちゃんの方が辛かったよ、傷ついてきたんだよ。まずはその自分を認めてあげて」と先生に言われて、やっと「そうなんだ」と思えた。

カウンセリング中ずっと泣いてた。涙が止まらないくらいこんなに自分は辛かったんだ。ずっとずっと我慢してきたんだ。


私は自分に自信がない。
でもいつか「自分はこれが好き。こういうことがしたい」としっかり自分の意見を言えるようになりたい。

そのために、何度も何度も自分を褒めてあげよう。抱きしめてあげよう。

小さい頃の自分は、思った以上に頑張ってきた。耐えてきた。認めてあげて、抱きしめて、感情に寄り添ってあげる。
そして自分を愛して、自分は重要な人間だってことを知って。


あーーーカウンセリングの最中はいいんだけど、またしばらくすると元に戻るんだよね。

だから何度も何度も向き合って、体が受け入れるまで、頭が理解するまで繰り返すしかない。

まずは自分自身を認めてあげて、抱きしめてあげよう。(難しいけど!本当に難しいけど!!)

私は、あなたは、何もしなくても重要な人間なんだ。


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