カウンセリング記録【12回目】
12回目の記録
カウンセリング12回目。
前回のカウンセリングから3週間くらい経ってのセッションだったけど、なんだかとても調子が良かった。
調子が良いというか、淡々と普通に日々を過ごしている感じ。
最近忙しかったから周りを気にしなかったのかなあとも思ったけど、
先生に言ったら「忙しくても嫌なこととか気になることは頭にずっといるものだから、それが気にならなくなってきたってことは、変わってきてるってことだよ」って。
確かに、今までは忙しくても嫌なこととか人とかは頭にいたけど、それがなくなっていたかもしれない。
後はなんとなくだけど、自分と他人の境界線が引けるようになってきたというか。
自分は自分、他人は他人、って考えられるようになってきた気がする。
私は人に頼ったり、お願いするのが苦手。
信頼していないというより、私の場合は自分に自信がないらしい。
小さい頃「これがしたい!あれがしたい!」と言っても、親から否定されたり、こっちの方がいいよと言われて好きなことが出なかった。
そのせいで、自分は意見を持っちゃいけない、自分の考えは間違ってる、そういう思考回路になってしまっている。
うちの親は「ありがとう」が言えない。感謝の言葉が言えない。言うと、自分が惨めになるから。
感謝って、親から子供に受け継がれるもの。親からしかもらえない。
だから母がどんなに子供の私から感謝が欲しくても、母は満たされないんだ。もっともっとって、欲しがるだけ。
ならさ、こっちが親に尽くしても意味ないよね。
そんなにやってもこっちがダメになるだけなんだよ。でもそれを私はずっとやってきた。
何にも持たないで生まれてくる子供が、親に何かをしてやるっておかしいよ。
カウンセリングの先生から、子供は10歳くらいまで親に色々あげてると言われた。
それは無邪気さ、可愛らしさ、そして親への生きがい。
そんな子供からたくさんもらった親は、子供が学校に通うようになったら色々返してあげる。教育費や、生きていく上で必要なものをあげる。それは親として当たり前のこと。義務なんだよ。
私が親に感謝していたことは、全部親として当たり前のことっだったんだ。
ありがとうございますって、いつまでもぺこぺこする必要なんてない。
何度も何度も、自分自身に言い聞かせる。
「私はよくやってきたよ。えらいよ。もう十分だよ」
急には難しい。だから少しずつでいい。
少しずつ、自分を出して認めてあげよう。
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