五島 希里|港屋 株式会社

港屋株式会社 代表取締役/コーチ。一人ひとりの「挑戦のストーリー」を支える環境をつくることをミッションに活動しています。オンラインコーチング「GOODDAY」「Driving Question」「スカラシップヤード」など。ミャンマーやベラルーシ、オックスフォードやパリにも出没。

五島 希里|港屋 株式会社

港屋株式会社 代表取締役/コーチ。一人ひとりの「挑戦のストーリー」を支える環境をつくることをミッションに活動しています。オンラインコーチング「GOODDAY」「Driving Question」「スカラシップヤード」など。ミャンマーやベラルーシ、オックスフォードやパリにも出没。

最近の記事

  • 固定された記事

のれんをくぐって

いらっしゃいませ。 港屋株式会社の代表取締役をしています、五島希里(ごとうきさと)です。 港屋って、蕎麦屋?竹久夢二?旅館?いいえ、どれも違います。 先日、初めてご挨拶させていただいた社長に「ガタイのいい筋肉隆々の男が来ると思ったよ〜」と笑われましたが、それも違います! 港屋ってどんな会社?港屋株式会社は「エールが連鎖する社会をつくる」を理念に、一人ひとりの「挑戦のストーリー」を支える環境をつくることをミッションとしています。 人を応援できる人は、自分が良い状態でないと

    • 「リモート不調」マネジメント

      ※3/30追記 おかげさまで定員となりました。次回をおたのしみに! リモートワーク前提社会今回のコロナ騒動で、すっかりリモートワークが定着しました。私は長いことリモートなのでいつも通りなのですが、コツやお作法が共通言語として共有されて、ますます働きやすくなったと感じています。 「作業をする」という面では問題が置きづらいリモートワーク。一方、マネジメント層からよくご相談をいただくのは、リモート環境でどのようにチームをマネジメントしていくか、この先にどんなことが起きやすいのか

      • 自分とチームを健康的にマネジメント:Wellmastery(ウェルマスタリー)、はじまります。

        新しいサービスがスタートしました。 サービス名は、「Wellmastery(ウェルマスタリー)」。 「健康・美容の領域で日本の10年先をいく」と言われるニューヨークで起業したヘルスコーチと、東京で10年のビジネスコーチ経験がある港屋による、共同事業です。 わたしたちが立ち上げるのは「チームの健康をあずかるリーダーのための、6ヶ月集中『健康×リーダーシップ』1on1コーチングプログラム」。 まずは自分自身が「心身ともに健康なリーダー」であるために、リーダーとしての自己認識

        • 「グローバルキャリア」について考えるー優れた起業家の原則:エフェクチュエーションの視点から

          首都大学東京(4月から都立大学)国際副専攻コース設立5周年記念セミナーの、ゲストスピーカー&パネリストにお招きいただきました。テーマは「国際キャリアを考える」。私のほかには、JICAの方も登壇されました。 学生のみなさんには、聞きながら自分について考えてもらいたいので、講義メモとしてnoteにしておきます。 グローバルキャリアの選択肢私は高校から大学まで、国際系のコースに所属していました。unicefでインターンしたり、ジュネーブの国連人権委員会インターンに合格したり、イ

        • 固定された記事

          【予習】もし差別的な扱いを受けたら:NVC(非暴力コミュニケーション)的対処法

          来週から半月ほど、ヨーロッパに出張します。 コロナウイルスに関連した入国拒否の可能性の情報収集をしていたら、こんなツイートを目にしました。 他にも、ヨーロッパでマスクをしていた日本人が殴られたり、子どもがいじめを受けたりするニュースもありました。 わたしはこれまでの人生で、「差別を受けた記憶はない」と認識しています。ただ、認識できていないだけで誰かから見たらミソジニー(女性蔑視)もあったかもしれない。ハラスメントもゼロとは言えない。もしかしたら、慣れという麻痺に陥っている

          【予習】もし差別的な扱いを受けたら:NVC(非暴力コミュニケーション)的対処法

          コーチングとの使い分け。「Driving Question」が、オックスフォードで始まります。

          港屋のオックスフォード進出が決まりました。 「Driving Questionを持つ」という提案がじわじわと広がりを見せ、昨年はミャンマーに、今年は本格的にイギリスで始まります。オックスフォードではこれから先も日英対応で継続的にサービスを提供していきます。 ドライビングクエスチョンとは何か別の記事にも書いたことがありましたが、Driving Questionは「自分のエンジンになる『問い』を見つけるコーチングプログラム」です。 通常のコーチングは、コーチから問いをもらっ

          コーチングとの使い分け。「Driving Question」が、オックスフォードで始まります。

          役割とテクニックを"アンラーン"する、離島リモートワークの旅

          5/9〜16で、Business Insider Japanさんの企画に参加しました。記事にもある、山口周さんのプログラムにも参加させていただきました。 現地での豊かな時間については、仲間たちの記事がマガジンになっているので、私は特に周さんのプログラムの中で、気づけば考えていた「リーダーシップ」の視点から振り返ってみたいと思います。 旅立つ前の私が陥っていたこと私は長い間、役割を全うするための「テクニックの罠」に陥っていました。小さな頃から、劇団での役者や、委員長、アルバ

          役割とテクニックを"アンラーン"する、離島リモートワークの旅

          個人事業主・フリーランサーの皆さん:アンケート調査のお願いをしています!

          <フリーランス・個人事業主の「仕事を加速させる要素を明らかにする」ためのアンケート調査をしています> (PC回答を推奨します) 子どもたちが見ている「大人の背中」この数年、子どもたちに関わりながら「大人が見せている背中」のことをずっと考えていました。 「若いって、何でもできていいね」 (大人になると不自由なの?) 「やっぱり大手と公務員が安心」 (未来を問われるのに、行き先は限定されるの?) 「見通しが立たないことに挑戦するなんて危険」 (その見通しは本当に安全なの

          個人事業主・フリーランサーの皆さん:アンケート調査のお願いをしています!

          おばあちゃんたちが暮らす山の中で、AIと共存する近未来を見た。

          会社から独立して仕事をする良さの1つは、自分の好奇心や必要性のままに、「きょう誰と何をするか」を選べることです。自由な環境に身を置くと、大切だと思うものに時間を割けるので、選択力が磨かれていきます。 昨日はおばあちゃんたちと山中へドライブ。その中で、「AIと共存する未来」の片鱗が見えてきました。 たくさんのおばあちゃんいつもぴったり寄り添っていた祖父を亡くした後の祖母が心配で、毎月広島に通っているうちに、仕事ができたり、祖母のコミュニティに関わったりすることが増えてきまし

          おばあちゃんたちが暮らす山の中で、AIと共存する近未来を見た。

          女子大生と一緒につくるDriving Question

          2019年の登壇はじめに、聖心女子大学様の授業にお呼びいただき、「社会学概論(永田佳之先生)」の授業の1コマをいただきました。 今回のテーマは「『社会』と『わたし』はどこでつながる?」。 体験を未来につなげる知恵として、Driving Questionをご紹介しました。 使命感を持てる仕事を選びたいなら、「求められているから」「できるから」だけでなく、そこに「自分なりの意味」が必要です。目的となる「for others」と「自分なりの意味」の間で発揮するものがリーダーシッ

          女子大生と一緒につくるDriving Question

          Driving Questionのススメ

          港屋で「一人ひとりの『挑戦のストーリー』を支える環境をつくる」ために取り組んでいることのひとつが、Driving Question(ドライビング・クエスチョン)を持つことの啓蒙です。 ドライビング・クエスチョンを意訳するなら「自分を動機づける問い」「心の底から駆り立てられる問い」などでしょうか。 私は以下のように定義しています。 手法や手段にとらわれることなく、 「その時々の最適解をたぐり寄せながら進む」ための問い なぜ、ドライビング・クエスチョンが必要なのか?VU

          Driving Questionのススメ

          持続可能な社会とリーダーシップ

          先日、女子大生に「どうして、持続可能な社会をつくることを目的に、人材育成をされているんですか?」と聞かれました。 すっかり市民権を得た「持続可能性」という言葉。 私は大学1年生の頃に読んだ論文で、初めてこの言葉を知りました。英文を読み、英語でプレゼンすることを課せられた授業に奮闘した、2003年の冬。単位をもらった後にも"sustainability"  "sustainable development" という言葉が忘れられず、しばらくそれらが持つ重みを感じていました。

          持続可能な社会とリーダーシップ

          変化にまつわる「不安の正体」

          「アルケミスト」という冒険の物語が大好きで、この小さな本を読み返すたび、その時々で惹かれる言葉の違いから、自分の状態を知ります。 夢の実現を不可能にするものが、たった一つだけある。それは失敗するのではないかという恐れだ。 「挑戦」が喜びの要素でありながら、不安の要素でもあることの複雑さに向き合っている今の私に、この一文がぐっときました。 私自身も、起業を含めたいくつかの挑戦を通じて、この「見えないけれど確かに存在する不安」と付き合ってきました(私の物語は「Key P

          変化にまつわる「不安の正体」