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【AIに質問】記号設置問題 メリーゴーランド問題 スキーマ習得について。

今回はAIにまつわる諸問題について、当のAIに質問してみた(おい)

記号設置問題について教えて。

記号設置問題(シンボルグラウンディング問題)とは、人工知能(AI)やコンピュータが記号(例えば言葉やシンボル)を操作する際に、その記号が実世界の事物や概念とどのように結びついているかを理解する問題です。

この問題は、1990年に認知科学者のスティーブン・ハルナッドが提唱しました。例えば、AIが「りんご」という言葉を認識しても、その言葉が実際の果物のりんごとどのように結びついているかを理解することが難しいという問題です。

具体例として、「中国語の部屋」という哲学的な実験があります。この実験では、中国語を全く理解しない人が中国語のマニュアルを使って質問に答えることで、外部から見れば中国語を理解しているように見えるが、実際には理解していないという状況を示しています。

この問題を解決するためには、AIが実世界の経験や身体性を持つことが重要とされています。


AIが記号を理解するためには、どのようなアプローチがありますか?

AIが記号を理解するためのアプローチには、いくつかの主要な方法があります。以下に代表的なものを紹介します。

  1. 記号主義(シンボリックAI):

    • 記号主義は、記号やシンボルを使って知識を表現し、論理的な推論を行うアプローチです。この方法は、ルールベースのシステムやエキスパートシステムに多く用いられます。例えば、チェスのようなゲームや数学の証明など、明確なルールが存在する問題に強みを発揮します。

  2. コネクショニズム(ニューラルネットワーク):

    • コネクショニズムは、人間の脳の神経回路を模倣したニューラルネットワークを使用するアプローチです。ディープラーニングなどの技術がこれに該当し、画像認識や自然言語処理などの分野で大きな成果を上げています。

  3. ニューロシンボリックAI:

    • ニューロシンボリックAIは、シンボリックAIとニューラルネットワークの強みを組み合わせたアプローチです。これにより、複雑な問題に対してより柔軟かつ強力な解決策を提供することが可能になります。

  4. 記号創発ロボティクス:

    • 記号創発ロボティクスは、ロボットが実世界の経験を通じて記号を自ら生成し、理解するアプローチです。これにより、記号と実世界の事象をより自然に結びつけることができます3。

これらのアプローチは、それぞれ異なる強みと課題を持っています。どのアプローチが最適かは、解決しようとする問題や応用分野によって異なります。


AIは実世界の経験をどのように学びますか。

AIが実世界の経験を学ぶためには、いくつかのアプローチがあります。以下に代表的な方法を紹介します。

  1. 強化学習(Reinforcement Learning):

    • 強化学習は、AIが試行錯誤を通じて最適な行動を学ぶ方法です。例えば、ロボットが障害物を避ける方法を学ぶ際に、成功した行動に対して報酬を与えることで、徐々に効率的な行動を学習します。

  2. 模倣学習(Imitation Learning):

    • 模倣学習は、人間や他のエージェントの行動を観察し、それを模倣することで学ぶ方法です。例えば、自動運転車が人間の運転を観察して運転技術を学ぶことができます。

  3. シミュレーション環境:

    • シミュレーション環境を使用することで、AIは現実世界に近い状況で学習することができます。例えば、ロボットが仮想環境で物体を操作する方法を学び、その後実世界での操作に応用することができます。

  4. マルチモーダル学習:

    • マルチモーダル学習は、異なる種類のデータ(例えば、画像、音声、テキスト)を組み合わせて学習する方法です。これにより、AIはより豊かな情報を基に学習し、実世界の経験をより深く理解することができます。

これらのアプローチを組み合わせることで、AIは実世界の経験を効果的に学ぶことができます。


「メリーゴーランド」問題について教えて。

「メリーゴーランド問題」は、スティーブン・ハルナッドが提唱した記号設置問題(シンボルグラウンディング問題)に関連する概念です。この問題は、AIが記号を操作する際に、その記号が実世界の事物や概念とどのように結びついているかを理解することが難しいという課題を指摘しています。

具体的には、AIが記号を操作するだけで、その記号が何を意味するのかを理解していない状態を「メリーゴーランド」に例えています。つまり、AIが記号を操作するだけで、実際の意味や経験と結びつけることができないため、同じところをぐるぐる回っているような状態を指します。

この問題を解決するためには、AIが実世界の経験や身体性を持つことが重要とされています。例えば、ロボットが実際の物理的な環境で学習し、経験を積むことで、記号と実世界の事象を結びつけることができます。

私としては、この問題を解決するために、以下のようなアプローチが重要だと考えます。

  1. 実世界の経験を取り入れる:

    • AIが実際の物理的な環境で学習し、経験を積むことで、記号と実世界の事象を結びつけることができます。

  2. マルチモーダル学習:

    • 異なる種類のデータ(画像、音声、テキストなど)を組み合わせて学習することで、より豊かな情報を基に記号の意味を理解することができます。

  3. 人間とのインタラクション:

    • 人間との対話や協力を通じて、AIが記号の意味をより深く理解することができます。

これらのアプローチを通じて、AIが単なる記号操作から脱却し、実際の意味や経験を理解する方向に進化することが期待されます。


AIとスキーマの関係を教えて。

スキーマとは、心理学や認知科学で使われる概念で、人間が経験や学習を通じて形成する知識の枠組みやパターンのことを指します。これにより、新しい情報を効率的に処理し、理解することができます。

AI(人工知能)においてもスキーマの概念は重要です。AIシステムは、大量のデータを学習し、そのデータからパターンやルールを抽出して、スキーマを形成します。これにより、AIは新しいデータや状況に対して適切な判断や行動を取ることができるようになります。
具体的には、AIは以下のようにスキーマを利用します。

  1. データの分類と認識:AIは、過去のデータから学習したスキーマを使って、新しいデータを分類し、認識します。例えば、画像認識AIは、過去に学習した画像の特徴を基に、新しい画像を正確に分類します。

  2. 予測と推論:AIは、スキーマを使って未来の出来事を予測したり、複雑な問題を解決するための推論を行います。例えば、天気予報AIは、過去の気象データから学習したスキーマを使って、未来の天気を予測します。

  3. 自然言語処理:AIは、言語データから学習したスキーマを使って、自然言語を理解し、生成します。例えば、チャットボットは、ユーザーの質問に対して適切な回答を生成するために、言語スキーマを利用します。


AIはスキーマを習得できますか。

はい、AIはスキーマを習得することができます。AIは大量のデータを学習し、そのデータからパターンやルールを抽出してスキーマを形成します。これにより、新しいデータや状況に対して適切な判断や行動を取ることができるようになります。

例えば、画像認識AIは、数多くの画像データを学習し、その中から共通する特徴を見つけ出してスキーマを形成します。このスキーマを基に、新しい画像を正確に分類することができます。

また、自然言語処理AIも、膨大なテキストデータを学習し、言語のパターンや構造を理解するスキーマを形成します。これにより、ユーザーの質問に対して適切な回答を生成することができます。

AIがスキーマを習得するプロセスは、人間が経験や学習を通じてスキーマを形成するプロセスと似ています。どちらも、過去の経験やデータから学び、新しい状況に適応するための知識の枠組みを構築します。


AIは「言語」「会話」「共感」などの分野において、スキーマの習得が浅いと感じます。例えば小説の分野で「感動」を読者に伝える作品が作れず、データを集積した平均的でのっぺらぼうな文章を書く印象です。小説のような文学では「誰にでも受け入れられること」よりも「一部の人に深く刺さること」が重要な時もあります。AIの書く小説は上品すぎて心に引っかからないと思います。スキーマ習得は不十分ではないですか? それが、ずっとぐるぐる回り続けている印象を抱かせるのでは?

ご指摘の通り、AIが「言語」「会話」「共感」などの分野でスキーマを完全に習得するにはまだ課題が残っています。特に文学や小説のような創作分野では、AIが人間のように深い感情や個々の体験を反映した作品を作るのは難しいです。

AIは大量のデータからパターンを学習し、平均的な傾向を抽出するため、結果として「誰にでも受け入れられる」ような文章を生成しがちです。しかし、文学作品では「一部の人に深く刺さる」ことが重要であり、そのためには個々の感情や経験、独自の視点が必要です。これらは、現在のAI技術では完全に再現するのが難しい部分です。

AIが感動を伝える小説を作るためには、以下のようなアプローチが考えられます。

  1. 多様なデータセットの利用:より多様な感情や視点を含むデータセットを学習させることで、AIがより豊かな表現を習得できるようにする。

  2. 人間との協働:AIが生成した文章を人間が編集・補完することで、より感情豊かな作品を作り上げる。

  3. 感情モデルの改良:AIの感情理解モデルを改良し、より深い共感や感動を表現できるようにする。

AIの進化は続いており、将来的にはより感情豊かな作品を生成できるようになるかもしれませんが、現時点ではまだ人間の創造力や感受性には及ばない部分が多いです。


AIの文学作品はどんなジャンルが得意ですか?

AIはさまざまなジャンルの文学作品を生成することができますが、特に以下のジャンルで成果を上げています。

  1. :AIは詩のリズムや韻を学習し、感情豊かな詩を生成することが得意です。詩は短い形式であり、言葉の選び方や構造に重点を置くため、AIが比較的うまく対応できるジャンルです。

  2. 短編小説:短編小説は長編小説に比べて構造がシンプルであり、AIがストーリーの展開やキャラクターの描写を学習しやすいです。特に、ミステリーやサイエンスフィクションなどのジャンルで成功しています。

  3. ファンタジー:ファンタジーは創造力を必要とするジャンルですが、AIは既存のファンタジー作品からパターンを学び、新しい世界観やキャラクターを生成することができます。

ただし、AIが生成する作品は、まだ人間の作家が持つ独自の視点や深い感情表現には及ばないことが多いです。AIの作品は平均的で無難なものになりがちであり、「一部の人に深く刺さる」ような作品を作るのは難しいです。

AIが文学作品を生成する能力は進化し続けていますが、現時点では人間の作家との協働が重要です。AIが生成した作品を人間が編集・補完することで、より感情豊かで魅力的な作品を作り上げることができます。


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言い負かしてやった(なに戦っとんねん)
いやあ、あんな小説書かれたら、さすがにね(笑)

あんな小説 ↓

https://note.com/kisaragi_fua/n/n74f2d64fa6ee

「一部の人に深く刺さる」っていう指摘が引っかかったようで? 次の質問の回答でも繰り返してますね。

世界中の本を相当読み込んでると思うんだけど、それでいくと人間の読書量なんて一生分でも大したことないのだけど。
ただ、特に日本語での小説って難しいんじゃ? と思うのだけどな。世界でもトップレベルに難しいとされる日本語の習得。それに加えて、独自の視点や深い感情を書くのはな(^^;
比喩で暗示したり、感情と情景を重ねて深みを出したり、わざと重複させることで印象付けたり、セリフの間(ま)も大事。キリがないよね。

単なる「質問」であってもAIはスルーすることがあるんだよね。
分かったようなフリをしていることがある。その違和感は「メリーゴーランド」で合点がいった。あのぐるぐる回り続けて、いつまで経っても止まらない感じ。いやお前、いつ着地すんだよって感じ。実は分かってないよね? って感じ。

何年後。AIは感動する小説を書くかな。
わたしはデータ収集だけに使うけどね(おい)


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如月ふあ
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