見出し画像

[Week3] 7月11日~7月17日

7月11日
この頃になると闘病生活も日常になっていく。
同居人と在宅ワークを交代しながら仕事して、常に家には人がいる状況。投薬も手慣れたようになり、失敗は7日に1回未満の割合にまで。
日に日にこぱんの具合は改善し、毛艶が増し、ガリガリだった身体にも徐々に肉がついていくのを撫でて堪能する日々。
だがしかし、回復するにつれ大変になるのは毎週の通院。元気過ぎて地下鉄の中も病院でも大騒ぎ・・・ま、まぁ元気なのは良い事なのだが。
体重も増え、4.25kg!そしてレントゲンに映された腫瘍は明らかに小さく小さくなっていた!!!
「いいですね。とても薬が効いていると思います。・・・ただ、元気過ぎて病院ではちょっと・・(苦笑)」先生の苦笑いも判る。
いつも午前中に預け、午後の診察が始まる16時にお迎えに行くのだが、待合室で待っている時に二階から激しい唸り声がしていた。
(これ、こぱんじゃ・・・?)
その予想は大当たり。先生に告げると「こぱんちゃんに辛い思いさせて申し訳ないです」と謝まってくれたけど、先生が悪い訳もなく。
怒る程に元気にしてくれた事に心の底から感謝をする。
処置:オンコビン 0.5-0.7mg/㎡ 静脈点滴
投薬:プレドニゾロン 1錠 7日分
食事:ヒルズ プリスクリプション・ダイエット(特別療法食)〈犬猫用〉 a/d エーディー チキン 缶詰 1缶/日

7月12日~17日
流石に1か月近く同じ缶詰ばかりで飽きてきたのか、この頃から病院からの療養食を食べなくなり、代わりにチュールばかりを強請るようになる。
「好きなものを好きなだけ食べさせて」と先生には言われたが、流石に”おやつ”ばかりでは栄養もちゃんと取れないと、どんどん食べなくなった中でも良い喰いつきを見せていた「おにく生活(チキン)」をあげてみた。

画像1

これがスーパーミラクルヒット!
物凄い勢いで食べる食べる食べる食べる…1袋3パウチ(1パウチ60g)入りなのだが、1度にあげると吐いたりするかもと半分づつ与えると、2時間も経たないうちにすぐに強請りにくる。
なんだかんだで1日に3袋(540g)ほど食べてしまう。そして余りの暴食に消化が追い付かず、またしても下痢に・・・
しかし、もう療養食には見向きもしないので、食べないよりはと「おにく生活」のみに。これ食べてるとチュールも強請ってこないし。
余りの食いつきに何か入ってるんじゃない?って思うくらいなんですが、これ食べている子、皆さんそうなんですかね・・・?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?