【お話しましょう】「つばさでうつ」のおもいで【ポケモン】
こんばんは、如月伊澄です。
今日はポケモンの技のひとつ「つばさでうつ」の思い出のお話をしましょう。
【つばさでうつ、とは】
今話題の「マリオブラザーズ」の次くらいには有名な任天堂のゲーム(正しくはゲームフリークかもですが、わかりやすく、ネ?)「ポケットモンスター」に出てくる「ひこう」タイプの技です。
その名の通り「大きな翼などを相手にぶつける」技であり、
こんなのとか
こんなのとか
こんなのが翼をバシバシぶつけてくるわけです。たまったもんじゃない。
威力は60。
終盤のメインウェポンとなる「かえんほうしゃ」や「れいとうビーム」、ピカチュウで有名な「10万ボルト」が威力90、かなり強めのサブウェポン「じしん」が威力100なのを考えると、中盤のメインウェポンとなれる中堅くらいの技といえるでしょう。
・・・・・・と、いうところまでが今日の前提条件。
【つばさでうつのおもいで】
ところで最近(?)ニンテンドーオンラインで「ポケモンスタジアム2」という64のゲームが配信開始となりました。
ある意味64全盛期のゲーム、初代ポケモン(レッド・グリーン・ブルー)をベースに遊べる対戦ゲームです。ミニゲームのベロリンガが白熱するので、ぜひ遊ばれる方は遊んでみてください。(で、わさびの寿司を食べましょう。クセになります。)
遠い昔、実家にあった64をいい加減処分しよう、の前に、少しだけ昔を懐かしんで遊んでみたことがあります。
ポケスタ2は「レンタルポケモン」を使って自由に遊ぶことができるのですが、そこでイスミさんは「ピジョット」というポケモンをチョイス。
あんまり強くはないのですが、昔から好きですピジョット。
まるっこくて可愛いよね。
ポケスタ2のレンタルポケモンは、進化形は技が弱く能力は高い、たねポケモンは技が強く能力が弱い(たねのヒトカゲはかえんほうしゃ、だいもんじ、最終進化のリザードンはひのこ、といった感じ)傾向があり、その中でピジョットは最終進化形でありながら、同タイプの「つばさでうつ」を持っていたのです。
初代なので、できれば「そらをとぶ」が欲しいところですが、つばさでうつも悪い技ではありません。むしろ、他の最終進化系が「ひのこ(威力40)」やら「あわ(威力20)」を持たされていることを考えると、破格の技構成ではないでしょうか。
というわけで、いざ勝負。
「くらえ!つばさでうつ!」
大空を飛び回る大きく力強いピジョットの大翼が相手を打ち付けます。
HP ―――――――――――
↓
HP ――――――――――
あれ?
腐っても最終進化系、とても威力60の攻撃力ではありません。
イワークじゃあるまいし、ピジョットはそれなりに攻撃種族値もあるはずです。
なにが起こった?
とりあえず、技の威力を見てみよう。
ポケモンは世代が進むごとに技威力が改訂されていくことがあります。
例えば「むし」タイプの基本技「きゅうけつ」は威力20から80(!)になったり、基本技「たいあたり」も35→50→40となっているそうです。
昔は「ひっかく」に負けてた「たいあたり」が成長したもんだ・・・・・・(結局同等になったみたいですが)
で、肝心の技の威力ですよね。
つばさでうつ いりょく 35
35。
これも
これも
こんなに思い切り翼で打たれても
この子や
この子が「たいあたり」するより痛くない。
ドラゴンにバチコーンされても、技の威力は35。
ということで、思い出のわざのお話でした。
ポケスタ2が配信開始になったので、いつかお話したかったから満足。
【ひとこと】
つばさでうつの名誉のために言っておくと、初代は同じひこうわざの「つつく」と、設定ミスで同じ威力になっていたそうな(この記事を書くのに調べてたら、10数年後に真実をしりました)