柿、うますぎる/ハンバーグについて気づいたことがあるんだ 他
こんばんは、如月伊澄です。
【柿、うますぎる】
皆さんは柿、好きですか?
柿と言えば、あのさるかに合戦の発端となった果物でもあります。
たった一つの柿のために、蜂に臼、栗に牛糞までもが、協力して猿を懲らしめるまでに至ったほどの果物なのです。*1
また、明治の俳人正岡子規の好物でもあったようで、彼はこんな句を残しています。
柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺
柿を季語として、秋の訪れを実感した句だそうです。
ここで詠まれている柿は御所柿という甘柿だそうで、江戸時代からその名を知られていたそうです。
まあ、柿の歴史はこのくらいにして。
新潟にも「おけさ柿」という有名な柿があります。
おけさ柿は渋柿なので、渋をぬかないと食べられないのですが、その渋抜きによって甘柿にはない柔らかい肉質となり、とろけるような甘さが味わえます。
しかもこのおけさ柿、なんと種なしです!というか、普通の柿って種があるのね。
むいてすぐ食べられるずぼらさんの救世主。
で、どうやってここから今回の本題「柿がうますぎる」話に持って行こうか悩んでいたのですが、外堀を埋めるのも面倒になったのでチョクシンで突っ切りたいと思います。
柿、美味すぎる。なんなんだ、これ。
渋柿でこれだけ美味しいのであれば、甘柿はどれだけ美味いんだ。
昔昔、イスミさんはこう考えていました。
新潟の柿は基本「おけさ柿」なので、甘柿を食べることはほとんどないのです。
さて、ついに甘柿を食べる機会がやってきました。
ここでおけさ柿と甘柿の違いを見てみましょう。
【おけさ柿】
・種なしで食べやすい
・渋抜きによって柔らかい肉質となり、とろけるような甘さ
【甘柿】
・種がある
・熟することで渋みが抜ける(らしい)
食べてみたら思ってたより甘柿美味しくないな!?
ちなみに他の地域の柿を食べても「まあ美味しい」くらいなので、私が好きなのは「柿」ではなく「おけさ柿」なのではないか?という疑惑。
というか、たぶん「柿が好き」と公言している人は大体新潟県民ではないでしょうか?というオチをつけようと思いましたが、記事内だけでも正岡子規という反例がいたのでやめておきます。
*1 絵本ではマイルドにされていますが、元々は柿をぶつけられて殺された親の敵をとるために、蟹の子供が猿に仇討ちするお話。あと、牛糞はたぶん絵本じゃ出てこない。代わりに灰が参加していた気がする。
【ハンバーグについて考える】
ハンバーグって美味しいですよね。
よほど下手なことをしなければ、誰でも美味しく作れるのもポイント高い。
ところで、家で作るハンバーグとお店で食べるハンバーグ、同じ材料で出来ているはずなのに味がだいぶ違うと思いません?
もちろん、プロが作るかご家庭のものかで味が違うのは当たり前なのですが、ここで問題となってくるのが「私、実はお家ハンバーグの方が好きかもしれない」という命題。
ご家庭の味のほうが好き、というのはおかしな話ではないのですが、味も家で作るものの方が美味しい気がするんですよね。
今回はその訳を探っていきたいと思います。
美味しそうですね。画像のものがそうかはわかりませんが、お店のハンバーグはよく「和牛100%」を売りにしている気がします。
和牛でなくても、ステーキショップでは「牛100%」ハンバーグが多いですよね。
逆にうちのハンバーグは「牛豚混合ミンチ」を使って作っています。
つなぎにパン粉やタマネギ、卵に牛乳なんかも入りますね。
あとスパイスとか。
???「イスミさん、いまなんて……そうか!
……謎は全て解けた!」(流れ出す某少年探偵のBGM)
私、牛100%のハンバーグより、豚が混じっているほうが好きだわ。
おわり。
タイトルの 他 は響きがいいのでつけただけです。
嘘ついてごめんね。