30代の10年
30歳、とは言ってますが今年(※2024年)の7月には31歳になるので、正確には30歳と10か月を生きた私の『今なりたい自分像』です。
鬱の影響から物事を長いこと覚えていられない、長期的な目標を持つことが苦手(理想と現実が食い違っていくことがストレスになる)な私なので本当に『今』の理想でしかありませんが、記録に残しておけば思い返せるので、書いておこうと思います。
感情とうまく付き合える人になる
まずはこれに尽きると思います。
私は小学校6年生~中学1年生の期間で虐めを受けたことがきっかけで鬱を発症しました。
それから肉体的、精神的に強く負荷がかかるたびに発症しては治まる…を繰り返しています。
父親が発達障害(疑い。病院に行こうとしないので確定じゃないけどほぼ黒)、母親が双極性障害Ⅱ型で、夫婦喧嘩は日常茶飯事、止めに入ったら返り討ちに合う…といった家庭環境も、私の情緒不安定さには一役を買っていると思います。
現在は親から離れられたので、家庭から受ける害がない分、比較的安定して生活しています。
そして、結婚願望どころか異性同性に対して性的感情もなく、自分の遺伝子なんて一ミリも残したくないので子供も望んでいない。
私は一人で生きていく。
そう思うようになってからは更に安定したような気がします。
あと不安要素になるのは金銭と職場の人間関係ですが、今の所どちらもどうにかなりそうなので、このまま現状維持ないし向上を志せるようになれば、だいぶ安らかに年を取れる気がしているので、ほどほどに頑張りたいです。
46キロになって、キープする
現状では標準体型ですが、前述の通り鬱持ちのため、油断するとすぐに太ります。そして病みます。
なので、精神の安定のためにも、ダイエットそして維持することは必須条件だと気付きました。
身体を動かすと鬱になりにくいと言いますし、職業柄デスクワークで身体が凝り固まりやすいので、ストレッチを中心とした室内で出来る運動を心掛けたいと思っています。
あと痩せてた方が医者にかかるお金も減らせるので。
一人で生きると決めた人間にとっては大事。
ちなみに、46キロという数字は昔、一ヶ月水分しか取れなかった生活だった時になった体重です。
当時は意図せず断食状態になってしまったので(一応酵素ドリンクや味噌汁で栄養を補っていましたが)身体は軽くて動きやすかったのですが、体力と筋力が面白いくらいに低下してしまい、常に体調が悪かったです。
なので30代は運動と食事で健康的に当時の体重になる事を目標にしたいです。
身長的にはもっと体重の軽い子も多くいるのですが、私は骨が太くて筋肉質なので、たぶんこれが限界値だと思います。
無理はしない。
外国語(主に英語と中国語)に親しむ
友人から誘われて始めたduolingoが、気付けば1年以上続いていました。
保育園時代からモルモン教徒の方が開いていた英語教室に母と通い、ずっと傍にあったはずなのに、未だに英語は苦手です。
視覚情報を処理するのは得意なので、辞書を引きながらでも英語で本を読め、はまだどうにかなるんです。
問題は聴覚情報の処理が壊滅的なことで、リスニングが出来ない。聞き取れないから喋れない。悪いループです。
それでも、やっぱり英語ぐらいは出来た方がいいと思っているので、咄嗟に道案内ぐらいは出来るようにしておきたいな、と思いながらduolingoを続けています。忘れるスピードの方が速いんですけれどね。
中国語は、友人と「台湾に行きたいね」という話が上がっていて、そうなると中国語の基礎を作っておいた方が台湾でもどうにかなるかな、という理由から勉強を始めました。
でも未だに自分の名前を中国語で同発音するのか分かっていません。
duolingoだけではなくでDeepLなんかとも仲良くする必要がありそうです。
(Google翻訳よりも精度が良い、と勧められたのでDeepL翻訳を使い始めましたが、確かにより自然に翻訳される気がしていて重宝しています。)
喋れる/喋れない はこの際抜きにしても、旅行がしたいですね。
30代の目標に現地で言語の実践使用も追加しておこうと思います。
2次元CAD利用技術者検定 建築1級を取得する
2022年10月に転職し、建築の生産設計の図面屋になりました。
職場は職業柄、男性9割女性1割。
私は女性が多い空間よりもこの方が生きやすいので楽です。
これまで色々と職を変えてきましたが、やっと自分に合った仕事を見つけられたような気がしていて、スカウトしてくれた現上司には大変感謝しております。おそらく適性があったから呼んでくれたんだろうな。
ちなみに、正社員になったのは2023年の10月。
なので私は30歳になって初めて正社員になりました。
責任が~みたいなものは派遣やフリーターの時と何一つ変わった気がしないのですが、日々学びの多い仕事なので、定年まで働けそうだなと初めて思っている次第です。
そんな感じでいるので、いま手にしている建築の図面屋という仕事は30代も続けていきたいと思います。
目下の目標は「2次元CAD利用技術者検定 建築1級」を取得すること。
会社からお金が出るのは建築士と施工管理技士のみなのですが、建築系の学校を出ていない、実務経験も浅い、となると挑戦できるのは七年ぐらい先の話。
なので、評価はされないかもしれないけれども、CADも建築のことも一度に学べる機会だと思って挑戦することにしました。
1級受験資格を得るためには2級を取らなければなりませんが、そちらは2024年1月に取得しましたので、1級の取得を30代の目標にしようと思います。
本当はトレース部門を取ってから建築を取ろうと思っていました(現在携わっているのがS造物件なのに試験は木造とRC造なので…)が、トレースは受ける人があまりいないのか、テキストが取り寄せないといけなかったので、建築が先になりました。(2024年度試験申し込み済み)
日本漢字能力検定1級を取得する
2023年の第二回試験(6月)に準一級を取得しました。
記憶力が激よわなので、取得するのに3回かかりました。
でも逆を言えば3回も受ければ記憶が多少なりとも定着しているという事なので、これを踏まえて最難関に挑もうと思います。
挑戦する理由はただ一つ。
「QuizKnockの推しこと山本祥彰さんが1級を取得したから」です。
元々漢字は好きで、テレビで難読漢字などのクイズをやっていると一緒になって挑戦していました。
2024年の2月に一回受験して惨敗しましたが、一度で取れるなんて大層なことは思っていないので、何年かけてでも取りたいと思います。
一応希望を決めておくと、35歳になるまで!
人生の遠回りしてきた分を、少しずつ回収していきたいと思います。
小説家になる
これは幼少期からの長年の夢です。
昔は専業で食べていくことを夢見ていました。
ですが今は楽しめる本職に出会ったので、自分の作品が載った本が出版物として刊行される事を目指したいと思います。
人によっては「腰掛でなろうとするのは不誠実だ」とか「中途半端な意思でなれる訳ない」と思われることでしょうが、私は私にとっての一つの最適解を得たと思っています。
というのも、過去に完全出来高制の営業職に就いた際、収入の不安定さに精神が耐えられなかった経験があるため、作家一本で生きることは私に向かないのだと気付きました。
フルタイムの勤務で生計を安定させた上で楽しみながら好きなことをする、これが働きながら夢を叶えるために私が決心したことです。
パズル作家になる
これまでファンアートならぬファンパズルを作っては、解いてもらって楽しんでいましたが、出来ることが増えてくると「もっと解いて欲しい」「もっと作りたい」の気持ちが沸いてくるようになりました。
小説家とは違い、パズル作家は何をもってパズル作家と言うのか判然としませんが、そうですね。こちらも小説家と同じように出版社からの印刷物に載ることを目標としたいと思います。
得意なのはスケルトン。スリザーリンクも最近楽しさが分かってきました。あとのりのり。これは沢山解きたいので作りたい(動機がマイナーCPで同人誌を作るときと一緒)。
印刷物、とは言いましたがWebでも勿論嬉しいのでよろしくお願いします。
最後に
我ながら強欲だな、とここまで書いて思っている次第です。
30歳になってまで、まだ夢物語をしていると現実的な私が呆れる一方で、夢想家な私が、いくつになってもなりたいと思うなら努力すればいいと言っています。
努力した、頑張った、その過程がいつかの財産になる。
これはQuizKnockが教えてくれたことです。
わたしはゴリゴリの社会人になってから彼らに出会ったので、受験や就職活動を控えた若い子たちのように、猪突猛進で努力していかなければならない事というのは殆どありません。
ちょっと躓くことがあっても、狡い大人なので回避したり、抜け道を見つけたりして、素直に壁に立ち向かって越えていくこともないと思います。
そもそもそんなに高い壁も立ちはだからない事でしょう。
それでも、一人一人に違うハードルがあり、違う目標があり、違う正解が存在している。そしてその分だけ違う人生が広がっている。
折角の人生なら、どんな壁があるのかあちこち探検して、ちょっとは頑張ってみようかな。
そんな知見を広げてくれた彼らに感謝をしながら、私は私なりの生き方をしてみようと思います。
長々とお付き合い下さりありがとうございました。
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