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シネマちっく天国

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南伊豆好きの中年ポップスおたくが垣間見た映画の隙間
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#キャメロン・ディアス

フリークスVSキャメロン・ディアス! 境界線ギリギリの怪作『メリーに首ったけ』

 これにはたまげた!今や大スター、キャメロン・ディアスの出世作っていうから、それなりに面白いんだろうと思って観たのだが、これがフリークスだらけ、タブーを犯すギリギリまで迫った怪作だった。キャメロン・ディアスのチャーミングなイメージだけで判断すると、良くも悪くも裏切られるに違いない。  なんせオープニングから凄い。脱力系米国ロックスター、相当マイナーなジョナサン・リッチマンが木の上で歌ってる場面から始まる(実は音楽を担当。ラストシーンまで重要な役割を演じてる)。  で、時代