【不思議な話】【心霊体験】帰ってきた
今回は、母方の祖母のお話しです。
祖母のお父さん(ひいおじいちゃん)が亡くなった時のお話。
久々に家族が実家に集まり、お通夜が終わって
リビングで談笑をしていた時のこと。
外でなにかの足音が聞こえました。
時間は夜中。
家は秋田県のとても田舎
集落の一番奥ある大きなお家です。
みんなは少し怖くなり、耳を澄ませました。
よーく聞くと
ひいおじいちゃんの足音だったそう。
ひいおばあちゃんが、「お父さんだ。お父さんが帰ってきた、、」と呟きます。
足音の様子をみんなで耳を澄まして伺います。
すると、足音は玄関まできました。
「ガラッ」
玄関の扉の開く音。
お父さんだとしても、みんな怖がり身を寄せ合います。
その時、ひいおばあちゃんが立ち上がりました。
「バンッ」
「何しに帰ってきただあ!?」
目には見えなかったらしいですが
玄関の方にそう叫んだそうです。
すると
「メガネ、忘れた」
ひいおばあちゃんだけにそう聞こえました。
「あ、、そういえば
棺桶にメガネ入れ忘れてたねえ。。」
*当時は土葬でした
ひいおじいちゃんは、生前愛用していた
メガネをとりにきたようでした。
それから、その気配はなくなり
後日、お寺にメガネを持っていき供養してもらったそうです。