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【不思議な話】母は一度捨てられる

昭和46年4月まだ寒さが残る朝方。
母の、生後まもなくして体験して来た怖い、変わった、不思議な出来事を綴りたいと思います!

【私は1度捨てられる】


母が赤ちゃんだった頃は
とにかくよく泣く子。

あまりに泣くので色んな病院に連れて行っても
「赤ん坊はよく泣くもの、それが仕事だから心配しなくても大丈夫」
と言われていたそう。

それにしても、泣き方に違和感を感じた祖母は
丁度その頃、田舎のさらに田舎の実家に帰省していて
曽祖母に相談していました。

それならば、昔から村で有名な寺の拝みやへ行こうとなり、
母を連れて祖母と曽祖母は、拝み屋のいる寺へ向かいました。 


拝み屋の女性は母を見て一言、、

「この赤ん坊には悪魔が付いている,

悪いものだから捨てて来なさい」
と言われて母と祖母は絶句。


でも本当に捨てる訳ではなく、
直ぐ近くの山道脇に私を捨て、そのまま振り返らず一旦家に帰る。
そして直ぐに私を捨てた場所へ取りに行くとゆう事で大丈夫だったそうです。

その通りにしたと聞いたとき
祖母と曽祖母に母も絶句してしまいました。


その後,母は大腸の病気が発覚し
即手術して助かりました。

母についていたらしい悪魔は取れたのでしょうか?謎です。

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