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官能私小説(雪色の美少女)(2)

は じ め に

 ここに執筆するのは、今までの創作内容と一線を画しています。そうかといって、「暴露本」や「告白本」のような体験本とも違います。
 くわえて、想像力や過去の官能作品からのイメージをなぞって書いていた内容とも、まったく別物ということです。個人的には、創作内容は他者に伝達したいメッセージがあり、何かしらの形で織り込むことだと思っています。
 今回やろうとしているのは、記憶の断片をトレースして、まとめ上げていく作業のような内容です。そのため、途中で走り書きのような形でとん挫する可能性もありますし、無事に何かしらの形としてまとまったからといって、メッセージ性があるかどうかは、読者に委ねる形になります。
 その点をご了承いただいた上で、ご覧くだされば幸いです。

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