黒猫のあくび「墓石は胸筋の形が良い」
生き恥の一部なので、書くのもどうしようかと思ったのだが、唯一この話をしている猫団子メンバーがこれを聞いて爆笑していたので。
まあいっか。とおもって書こうと思った。ただそれだけである。
友人の爆笑にかなう免罪符などこの世のどこにもありはしない。孫の肩たたき券よりも強力である。
つまりは今回ただの身内ネタである。
では、優秀な社会人である黒猫は結論から入る。
自分の墓石は胸筋の形がいい。真ん中が開いて胸筋の中に骨壷入れられるやつ。
以上である。
え?墓石のこと考えたこと無いの?うそ~~ドン引き~。(そこじゃない)
誰でもあると思うのだが、魂に刻みつけられた銘題が何かしら人間にはある。抜け出せない、捨てられない。離れようのない業ともいえる。
黒猫の場合、それは「筋肉」である。
マッチョが好きである。それはもうマッチョが好きである。
ボディビルダーが好きなんじゃないの、適度な筋肉が好きなの。
でも胸筋は大きいほうが好きなの。自分の胸囲についているお肉よりも大きいのが好きなの。
いつかのある日に「俺のほうが大きいんじゃない?笑」と喧嘩売ってきた部活の先輩よ。
貴方の胸筋最高に本当に心から好きでした。本体はとんでもゲス野郎だったので、あの胸筋だけが無事であることを黒猫は真摯に祈ります。あの胸筋は世界の宝。
まあ、本人の精神は滅せよ。
さて、私の中で、現代のポケモンセンター的なポジションを確立しているピク○ブに行くと、野良のジョーイさんがいる。手厚く野良猫を保護してくれる。もちろん野良猫は娯楽に飢えているので、ポケモンセンターに新たな筋肉のキャラが居ないか無差別無節操に探しに行くし、なんだったら原作やアニメでマッチョでないキャラを少し美麗な肉体にするのも大好きである。
野良のジョーイさん仕事できすぎてまじで震える。ちゃっちゃちゃららん♪が響き渡る。野良猫にも優しいジョーイさん好き。癒やし。
回復スポット巡回を最近サボっていた画面の前の皆様。今すぐ行って来い。ジョーイさんが待っている。筋肉を携えて。
造形美。黒猫にとって筋肉とは造形美である。
あるだけで美しい。素晴らしい。あ、いや汗はいらないの。実際に触りたいわけじゃないの。匂いもいらない。
違うの。美麗なイラストとか写真とかで見たいだけなの。本物はいらない。暑いから、存在が。ムサイから、存在が。
むさいの嫌。だっこは綺麗なお姉さんが良い。やめろ触るな。シャーーーッ!!!!!バリバリバリッ!!!
ふっ、またつまらぬものを引っ掻いてしまった。爪は消毒済みだ。許せ。
だから墓石が胸筋の形で両手開きが良いのである。(唐突)
溶けて消えたい希死願望者なので基本お墓という概念はいらないのだが、「胸筋の中で眠る(物理)」という言葉にやられた。
胸筋の中に入れる。骨になれば。
胸筋で眠れる。骨を残しておけば。
骨さえあれば胸筋と眠れる永遠に。
黒猫のときめきは最高潮である。ぎゅう!!にゅうっに!!相談だ!!!
これを思いついたときに自分は天才すぎるな??これは天才過ぎて早死コースだわと無い胸を張ったものである。
いや勿論、同じモチーフが蒼然と並んでいる、そんな墓地の景色・景観もシチュエーションとして大事だし好きである。
けど私は胸筋が良い。胸筋で永遠の眠りにつきたい。端っこだったら目立たないっしょ!!いけるっしょ!!!
きっと私の文章を読んで面白いなあと思うような皆さんは大概変態なので(失礼)
みなさんも魂に刻みつけられた銘題をしっかりと見つめて墓石を用意してほしい。期待している。貴方の墓石に期待している。
そしてもし肩から手までが銘題のひとは私の隣にその墓石を作ろう。
できれば両腕が揃うと良い。そして顔面がもう全ての銘題であるお姉さまが居たら黒猫の墓の上に作ろう、顔の墓を。
合体すれば最強である。なんと造形美に溢れた墓になることか。希望に満ち溢れた墓である。
黒猫の希望としては、私というもの全部、できれば存在含めて溶けてなくなりたいが、これからは骨だけ残す方法を模索しようと思う。
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