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10/6 自分にも殺意ってあったんだ
認めてなかった
行動してなかった
だけで、
自分にも殺意ってあったんだ。
ってなんだかあっけにとられた日だった。
朝からあっこと喧嘩した。
その中で、ひろきは忍耐力がないという話をされた。
人のことを見聞きして、相手の意がなんなのかを咀嚼したり、自分が何を思って態度、行動をとっているのか、わかるまで感じ考える忍耐力がない。
と。
確かにその忍耐力はない。
その場がおさまるまで、自分の感情や意志を口から出ないように押さえ込むことは小さなことからしていて、それを忍耐力だと思っていたので、拍子抜けだった。
俺は忍耐力がない。
なぜそうなのか。
あっこと話して、わかったのは、殺意がわくからだということだった。
笑った。
まさかそんなはずないと思ったが、どう考えても殺意がわいていた。笑
この瞬間相手を思いっきり殴ったら
とか、そこの花瓶を放り投げたら
とか、包丁でぶっ刺したら
とかよく考えていた。
したらいけないと教えてもらっていたので、行動に起こすことはなかったが、危うかった。
想像の中では何度も人を殺していた。
刑務所にいる人と都の差は、行動しているかしていないかの違いに過ぎなかったのだ。
自分にとって
鬱陶しいと感じることをいう人
うまくいかないことを指摘する人
理解されていると感じない人
すぐに人のせいにして、相手を責める。
自分を守る思考や行動ばかりがまっさきにわいてくる。
でも、それをしたら、疎まれるし、嫌われるし、受け入れられなくなるとわかっていたから、行動しなかっただけで、心の中には湧いていたのだ。
この支配的で高圧的な心うちを、全部話していたら、一体どんな人生になっていたんだろう。きっと孤独になっていただろうな。
でも、早々にこれじゃうまくいかないんだって自分を改めていたのかな。
たらればの話にしかならないけど、想像すると怖い。
今からその過程を踏まなきゃいけないのかと思うと怖い。
孤独になるのが怖い。
待てよ。
わかっているなら、別に行動を起こさずして改めてもいいんじゃないか。
まあさ、あっこはそれを毎日言ってるわけだけど、なかなか俺がしないんだよな。
だからうんざりしてるんだろうや。
まあさ、わかるよ。
言いたいことはわかるけどさ。
そんな簡単にならんやん。
自分を変えるとか。
って、いつまでもそう思ってるから変わらないんだろうや。
今から変わりますってこともできるんじゃない?
そうだよね。
じゃあ何から変えるよ?
正直さ、この高圧的で支配的なところってもう変わらないと思う。
持って生まれたものだから。
そうだねえ。
だったら、それをうまく使うしかないんじゃない?
そうだねえ。でもどうやって?
確かに。
どうやって?
・・・
まだ、使うとかそういう段階じゃないな。
まずは、自分のこと知らなきゃ。
「殺意が湧くほど、叶えたかったことは何?」
これを自分に問うことから始めよう。
P.S.
このブログを読んだパートナーあっこと話をした。
あ「この最後の問いをするから成長がないんよ」
ひ「ほう。」
あ「これは、結局独善的な自分の思いを叶える方向にしか事が進まないよ。」
ひ「したらば、どうしたらよかですか」
あ「高圧的なその態度を強いるんよ。自分に。」
ひ「自分にっ!?」
あ「そう。新たな平和的選択をしてみろと自分に高圧的に迫ってごらん。」
ひ「なるほど。それはした事ないし、自分が怖いけど、本気でやったら変わる気がする。」
あ(頷く)