グラレコれんしゅう会2019.10.26
2019年10月26日 10:00~12:00
名古屋市中村区にある地域資源長屋なかむらの無目的ルームにて、「グラレコれんしゅう会」を行いました。
この記事はその報告レポートです。(※作品の掲載許可済み)
参加したかったけれど来られなかった方、及びこれから実践したいという方向けに書かれています。お家でできるワークも用意しています。
是非読み物として消費するのではなく、紙とペンをご用意して、挑戦してみてください。
なお「グラレコれんしゅう会」に関しては以下の記事を参照ください。
ファシリテーターおよび本レポートの執筆は本田が担当しています。
1.自己紹介
2時間を共に楽しく過ごすためにまずは自己紹介です。とはいえ、ここはグラフィックレコーディングのれんしゅう会です。話すだけではなく、描きます。
「お名前」「今の気分」「今日期待すること」「鍋に欠かせない具といえば」
4点について、好きな形式で話してもらい、それをほかの人が描きます。この自己紹介からグラレコが始まっています。それぞれの工夫しながら描いていました。
2.WORK1『あそびのルールをグラフィック』
グラフィックは見て、それを材料に語ることが多いです。見た人がその内容を少なくともある程度は把握できる必要があります。そこで、だれもが子どもの頃にやったあそびを描いてみます。
【ワーク内容】
①1枚の紙にあそび(鬼ごっこ、かくれんぼなど)を描く。
②「あそびを知らない人に見せるつもり」で「5分位内に描く」を条件とする。
描いてみると、意外と見落とされている前提があることに気づきます。特に説明となると、5W1Hの「What(なにが)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」は意識的に描くけれど、「Where(どこで)」「Who(だれ)」「When(いつ)」などは忘れられがちです。
当たり前と思っていることを私達はわざわざ描きません。しかし、知らない人にはその前提の共有こそ必要なのかもしれません。
【やってみよう!】
①【鬼ごっこ】や【かくれんぼ】などの子どもの頃にやったあそびを「知らない人に見せるつもり」で「5分位内」に描いてみよう。
3.WORK2『理想の間取りをグラフィック』
グラフィックの良いところは他者のイメージを絵や図に落とし込めることです。形を与えてみたり、それを配置してみることで、イメージとの差異について対話も可能になります。そこで、イメージをグラフィックに描く練習をします。
【ワーク内容】
①1人に「自分の理想の家について語ってもらう(間取り、設備など)」について語ってもらう。
②語っている以外の人はその話をグラフィックにする。
あらかじめ全体像がわからないもの(広さ、なにがどこにあるか)をグラフィックにする時に、パーツごとに分けると描きやすいという話がありました。
たとえば、キッチン、リビング、寝室などを別々の枠を区切っておいて、そこに中身を描いていく。そして、全体像が見えてきたら、パーツをはめ込んでいくと、見やすくなりました。
【やってみよう】
①身近な人に、「理想の家」について語ってもらう。
②その内容をグラフィックに描いてみる。
3.感想
毎回、参加者にはアンケートを書いてもらっています。
以下にその内容も掲載させていただきます。
今回は昔の遊びのルール。
子どもの頃、あそんだことのあるという世代、年代を越えての共通性のあるものだったので、取りかかりやすく忘れていたことのふりかえりをしながらで、わかっているけど、表現しにくかったり、案外時間がかかったりした。
理想のルームは、夢が語れたのが心地よく、できあがっている(今までやったことのあるニュースや歌詞)ものではない思い描きながら語る人の話をグラレコするというのも、楽しかった。し、補足があとから出てくるのもむつかしい。
描き方は、私は、文字が多くなってしまうけれど、絵が多い方がわかりやすいと感じているので絵で表現できるようになりたいです。(これ、毎回言ってます。)次回もワクワク。また、楽しみです。
よかった点
・楽しめた
・グラレコ体験できた
・他人のグラレコの良い点を真似することで上達できた
・3~4人くらいが丁度良いかも(時間的に)
改善できそうなポイント
・たまにでいいのでグラレコを仕事にしてる人を呼んでみるのもいいかも
・書きやすいペンを教えてほしい
・午後のほうが参加しやすい(個人的に)
今回は3名での開催になりました。
初めての方もいらっしゃる中での会でしたが、和やかな雰囲気な中で描いていました。
4.次回のグラレコれんしゅう会
れんしゅう会は毎月1回のペースで行なっています。
次回は2019年11月23日(土)10:00~12:00です。
↓※ハッシュタグも作りました。↓