グラレコれんしゅう会2019.11.23
2019年11月23日 10:00~12:00
名古屋市中村区にある地域資源長屋なかむらの無目的ルームにて、「グラレコれんしゅう会」を行いました。
この記事はその報告レポートです。(※作品の掲載許可済み)
参加したかったけれど来られなかった方、及びこれから実践したいという方向けに書かれています。お家でできるワークも用意しています。
是非読み物として消費するのではなく、紙とペンをご用意して、挑戦してみてください。
なお「グラレコれんしゅう会」に関しては以下の記事を参照ください。
ファシリテーターおよび本レポートの執筆は本田が担当しています。
1.自己紹介
2時間を共に楽しく過ごすためにまずは自己紹介です。とはいえ、ここはグラフィックレコーディングのれんしゅう会です。話すだけではなく、描きます。
「お名前」「今の気分」「今日期待すること」「寒い冬に欠かせないもの」
4点について、好きな形式で話してもらい、それをほかの人が描きます。この自己紹介からグラレコが始まっています。それぞれの工夫しながら描いていました。
2.WORK1『思い入れのある一品をグラフィック』
【ワーク内容】
①持ち物の中から、思い入れのある一品を選んで3分で語ってもらう。
②語っている人以外はその内容をグラフィックする。
今回は初心者の人も多く、最初はどのように描区べきか、悩んでいる人もいました。しかし、一回一回見せ合いながら何度も描いていると、他の人の描き方を真似しながらどんどん変化していました。
また、描くだけでなく、話し手によっても、グラフィックの描きやすさが随分違いました。プレゼンや雑談など話し方は様々ありますが、描いてみるとどのように伝えると相手が受け取りやすいかも見えてきます。
【やってみよう!】
①YouTubeで商品紹介の動画を検索してみる。(短時間推奨)
②その動画を見ながらグラフィックを描く(視聴は一度きり)
3.WORK2『話し合いのグラフィック』
WORK1は個人の話を描いていましたが、集団となるとまた異なります。そこで、あるテーマについて、複数人で決める様子をグラフィックにしてみます。
【ワーク内容】
①2,3人のグループに分かれ、「何鍋を食べたいか?」「具材は?」「〆は?」などを上限5分で話し合う。
②話し合いに参加していない人はその様子を描く。
話し合いの最中、「候補」と「決定」が曖昧になっている場面がありました。
特に意見がたくさん出ると、なにがアイディアで、なにが確定事項なのか、会議の現場でも共有できていなければ、混乱が起こります。そんな場合にもグラフィックがあると、明確になることがわかりました。
4.振り返り
ワークを体験してみて、「発見したこと、気づいたこと、学んだこと」などを自由に描きます。
今回はドタキャンもありながら、6名での開催になりました。
全員が初参加だったため、最初はやや硬い雰囲気でしたが、時間の経過と共に打ち解けて和やかな雰囲気の中、描いていました。
グラフィックと聞くと、画力が必要なイメージを持っている人が多いです。もちろんあるに越したことはないですが、イラストではないので綺麗に描くのが目的ではないと筆者は感じています。
「自分には無理だ」と思って始める前からくじけている人もいます。けれど、やらなきゃできるようになりません。
だから、そうした先入観を取り除くこと、「面白いからもっとやってみよう」と感じる体験をグラレコれんしゅう会では大事にしています。その意図が振り返りを聞く限りでは通じていたようで、嬉しく感じていました。
5.次回のグラレコれんしゅう会
れんしゅう会は毎月1回のペースで行なっています。
次回は2019年12月22日(土)10:00~12:00(変更の可能性有り)です。
↓※ハッシュタグも作りました。↓