グラレコれんしゅう会2020.01.19
2020年1月19日 10:00~12:00
名古屋市中村区にある地域資源長屋なかむらの無目的ルームにて、「グラレコれんしゅう会」を行いました。
この記事はその報告レポートです。(※作品の掲載許可済み)
参加したかったけれど来られなかった方、及びこれから実践したいという方向けに書かれています。お家でできるワークも用意しています。
是非読み物として消費するのではなく、紙とペンをご用意して、挑戦してみてください。
なお「グラレコれんしゅう会」に関しては以下の記事を参照ください。
ファシリテーターおよび本レポートの執筆は本田が担当しています。
1.自己紹介
2時間を共に楽しく過ごすためにまずは自己紹介です。とはいえ、ここはグラフィックレコーディングのれんしゅう会です。話すだけではなく、描きます。
「お名前」「今の気分」「私の年末年始」「今日期待すること」
4点について、好きな形式で描いて、紹介しもらいました。この自己紹介からグラレコが始まっています。それぞれの工夫しながら描いていました。
2.WORK1『アイコンを描こう』
描くことに対する苦手を持っている人でも、簡略化されたアイコンならば比較的容易に描くことができます。また、記録において速さが求められる場合は詳細な絵よりもアイコンの有用です。
【ワーク内容】
①スマホで「アイコン」で調べて、そのアイコンを真似て描く
(※参考:Google Material Design Icon)
②アイコンを並べて、意味の塊を作ってみる
アイコンは簡易化された分、線をしっかり描かなければ雰囲気が失われてしまう。また、複数の意味を内包しているものは、解釈の幅が広くなるという話が出ていました。
【やってみよう!】
①「アイコン」で検索してみて、様々なアイコンを描いてみる。
②異なるアイコンを並べたり、囲ってみたり、繋げてみて物語を作ってみる。
3.WORK2『物語を描いてみる』
起承転結のある物語をまとめようとすると、どこに注目して、描くかによって、その人の視点と見落としがよく現れます。制限のある中で、行うとそれは特に顕著になります。
【ワーク内容】
①「赤ずきんちゃん」を読んで、それをまとめてみる。
②制限時間は20分(15分+追加5分)
WORK1でアイコンを描いていた影響もあり、絵や図を使っている人が多かったです。一方で、時間配分に関しては難しいです。伝えたい情報量が多ければ多いほど、細部までこだわります。すると、今度は時間内に収まりません。
話のボリュームに対して、どの程度要約するかは、感覚に頼らざるをえない部分があります。その上でも、練習の必要性はあります。
【やってみよう】
①『赤ずきんちゃん(青空文庫)』を読む
②そのストーリーを紙にまとめてみる。(制限時間20分)
4.WORK3『写真にまつわるストーリーを描こう』
【ワーク内容】
①自分のスマホの中から写真を1、2枚選ぶ
②5分間写真に関する話を語り、それ以外の人が描く。
時系列の前後する話はどのように描けばよいか?
言語情報を全ては描ききれない中で、なにを描き、なにを捨てるのか?
瞬時の判断をしなければなりません。そういう意味では描くこと以上に見る力や聞く力も求められるのかもしれません。
5.感想
自分の上達を感じることができました。これまでは1枚の紙にたくさん描いて、よくわからなくなっていた。でも今日は、余白を残しておいて、あとで情報を描き足すことができた。
自分は絵が上手く描けないけれど、楽しかったです。
今回は4名での開催になりました。
初めての方、リピートの方、年代も性別も習熟度もバラバラでしたが、和気藹々と行っていました。各自の気づきや発見が異なるため、
6.次回のグラレコれんしゅう会
れんしゅう会は毎月1回のペースで行なっています。
次回は2020年2月22日(土)10:00~12:00です。
↓※ハッシュタグも作りました。↓