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足許の蟹の背光る沢登り
この絵は青い色をした沢蟹で房総の山などに棲んでいます。普通、沢蟹と言えば赤か褐色が多いと思いますが、この蟹は赤い色素が失われて青くなったそうです。そうそう沢蟹って他の国にもいそうですが、実は沢蟹は日本の固有種なんですね。淡水に棲む蟹はマダガスカル島やフィリピンにもいるそうですが沢蟹とは違う種のようです。
足許の蟹の背光る沢登り
谷間に射して来る太陽の光を浴びて足許を這っている沢蟹の背中が輝いているそんな気持ちの良い沢登りの様子を詠いました。そう言えば沢登りは学生時代に行ったきりで社会人になってからは全く行っていません。
週間ポストの受け売りですが、高血圧の降圧剤は飲んでも飲まなくても脳卒中のリスクは99%変わらないそうです。コロナの外出制限を契機として診療所通いを止め、降圧剤を飲まなくなった私としてはまさに我が意を得たりでした。もともと昭和の時代は年齢プラス90が高血圧の目安だったと言う話を聞いて以来、72才の私は血圧162まではオーケーと信じて生きています。なのでこの記事は私にとってこの上なく嬉しいものでした。他にもLDLコレステロールは悪玉ではないと書いてありました。細胞膜、神経細胞などを造る原料となるコレステロールは8割が自分の肝臓で合成されているもので、例えばコレステロールの天敵と呼ばれる卵は確かにコレステロールを多く含んでいますが、卵を食べればその分肝臓がコレステロールの合成量を少なくするだけの話で別に卵を敵視する意味はないと言うことです。面白い話としては、心筋症になりやすい人の性格は怒りっぽくて切れやすい人ではなく普段は温和な人だそうです。何故かって?温和な人は一見穏やかですが実は我慢をしているだけの人が多く、その為ストレスが溜まり虚血性心疾患を起こしやすくなるんですね。そうか〜!
時には常識を疑うことも必要なようですね。
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6月の俳句5句
足許の蟹の背光る沢登り
梅雨晴れや名求め花にスマホ向け
鴨川のジョギング皆は夕涼み
担ぎ手の入れ墨光る夏祭り
高速のはいはい孫の夏座敷