はったい粉のビーフシチュー
ビーフシチューなどで使うブラウンソースは小麦粉を炒めて焦がして作るわけですが、そこをはったい粉(麦焦がし)に置き換えてみたらおもしろいのではないかと考えてやってみました。
今回具は牛肉と玉葱のみのシンプルなものにしています。
① 牛のもも肉を角切りにし、油を引いたフライパンで表面を軽く焦げ目がつくまで焼き、取り出して圧力鍋にうつす。
② 牛肉を取り出したフライパンにバターを加えてタマネギを飴色になるまで炒め、肉と同じ圧力鍋にうつす。その際フライパンに水を入れてフライパンに残ったエキスも入れる。
③ 圧力鍋に肉とタマネギが浸るくらいの水位まで水を加えて30分ほど煮込む。
④ 煮込んでいる間にはったい粉をバターで軽く炒める。はったい粉を焦がすのではなくバターとなじませてペースト状にする。
⑤ ③の煮汁を④に少しずつ加えてルー状にしてから③にもどす。
⑥ 濃度を調整するために水を加え、適度なとろみにしてから砂糖・塩・胡椒で味を調え、さらに10分程度煮込む。
⑦ シチューを器によそった後、粉チーズ・パセリ・砕いたクラッカーなどをふって完成。
普通のビーフシチューと比べるとかなりあっさりした風味になっていますが、一般的な作り方のようにルーを作る際にトマトケチャップなどを加えるとここは普通と変わりなくなるかと思います。
後味にはったい粉独特の香ばしい風味があり、なかなか面白い仕上がりになりました。
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