植物園通いの振り返り 6月
アジサイのシーズン。
品種が多いことは何となく知っていたが、野生の交雑で生まれたもののことや、伊豆や房総半島に自生する種が多いことは何も知らなかった。
私は伊豆半島内の出身だが、この時までアジサイのことは何も知らないままだった。
ここへ通うようになって「城ケ崎」という名を初めてみて「ほーん…城ケ崎のことを思い出すわね」などと5月頃にはのんきに思っていたのに。
ちなみにアジサイについて調べたときに辿り着いたサイトはこちら。
『伊豆のアジサイ』
情報量が多くて助かったが、個人サイトなのでいつ消えてしまうかとビクビクしている……。
あとはヤマグワをみて「おいしそうだな」と思ったり、
食べられる花(フェイジョア)をみて美味しいのかなと思ったり、
柘榴の花をみて「(果実の)味好きだけどなかなか食べる機会がないんだよな」と思ったり
足元にはネジバナが沢山咲いている時期で、ネジバナは白いのが珍しいというのを子供の頃に親に教えられて、「そこらへんで遊んでて見かけたら教えて」と頼まれたのを、必死になって白いネジバナ探しをしていた頃があったなと思い出したりもした。
そして我が愛しのギンメッキはこの時期になって初めて「これ、もしかして幼体…?!」というサイズの『点』と出会うことになった。
点。体長1mmあるかな?ってぐらい、点。
成体を撮るとき以上に呼吸を止めて写真を撮っていた。
このサイズになると風が周りになくても自分の呼吸だけでブレる。
成体も十分小さいけど、こんなに点だとは……可愛すぎか……。
この時期はもちろん他にもいきもの色々見たけれども、この『点』探しはだいぶ楽しくて仕方なかったな。