心が折れそうな時、そっと背中を押してくれる本2選
「もうダメだ…」
生きていれば、誰もが一度は経験する、心が折れそうな瞬間。
やらなきゃいけないことは山積みなのに、体が鉛のように重く、布団から出ることさえ億劫になってしまう。
そんな時、私は決まって近くの公園を散歩したり、ソロキャンプ行くことにしています。
そしてもう一つ、効果的なのがストレス対策になる本を読むこと。
現実逃避と言われればそれまでかもしれませんが、本を開くと、心にじんわりと灯る希望の光を感じます。
今回は、そんな “心が折れそうな時にこそ読んでほしい2冊”を、心を込めてご紹介します。
優しさが心を温め、明日へ踏み出す力をくれる『親切は脳に効く』
1冊目は、 『親切は脳に効く 人を助けると自分も幸せになるメカニズム』です。
「人に親切にするなんて当たり前のこと」
そう思っているあなたも、本書を読めば、親切がもたらす驚くべき効果にきっと驚くはず。
親切な行動が脳にどのような影響を与えるのかを、最新の研究結果をもとに分かりやすく解説しています。
例えば、誰かに親切にすると、脳内物質のドーパミンやセロトニンが分泌され、幸福感やリラックス効果が得られます。
さらに、親切は免疫力を高めたり、ストレスを軽減したりする効果もあるのだとか。
つまり、 親切にすることは、自分自身の心と体の健康にも繋がるということ。
本書の魅力は、科学的な根拠に基づいた内容であることはもちろんのこと、随所に散りばめられた心温まるエピソードの数々。
読み進めるうちに、自然と心が温かくなり、自分自身の周りの人々に優しくしたいという気持ちでいっぱいになります。
心が折れそうな時、自分のことだけで精一杯になりがちですが、そんな時こそ、ほんの少しだけ周りの人に目を向けてみませんか?
優しい言葉をかける、笑顔を向ける、そんな些細な親切が、あなた自身の心を癒し、明日へ踏み出す力を与えてくれるはずです。
具体的な方法で、ストレス社会を生き抜くヒントをくれる『超ストレス解消法』
2冊目は、 『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の習慣』。
ストレスフルな現代社会において、ストレスとは切っても切れない関係。
本書は、そんなストレスと上手に向き合い、解消するための具体的な方法を、100個も紹介している、まさにストレス解消のバイブルともいえる1冊です。
著者は、膨大な量の学術論文を調査し、科学的根拠に基づいた本当に効果のあるストレス解消法を厳選しています。
「呼吸法」「瞑想」「運動」「睡眠」「食事」「人間関係」「思考法」など、多岐にわたるアプローチ方法が紹介されているため、自分に合った方法を見つけやすいのも嬉しいポイント。
どれもすぐに実践できるものばかりなので、読み終えた後に行動に移しやすいのも魅力です。
この本には、バイオフィリアという概念に基づいたストレス解消法も紹介されています。
バイオフィリアとは、人間が自然に対して持つ親近感のこと。
自然の中に身を置くことで、ストレスが軽減されるという考え方です。
私の場合は、キャンプに行って、自然の中で読書をすることをストレス解消法としています。
テントの中で好きな本を読みながら、鳥のさえずりや川のせせらぎの音に耳を傾ける。そんな時間は、忙しい日常を忘れさせてくれるでしょう。
本を読むことの素晴らしさ
本を読むことは、単に知識を得るだけではありません。
・想像力を刺激する
・ 共感力を育む
・ ストレスを軽減する
・心を豊かにする
様々な良い影響をもたらしてくれます。
特に辛い時こそ、本の世界に没頭することで、現実から少し離れて自分自身と向き合うことができます。
まとめ
今回は、私が人生で辛いときに読んだほうが良いと思う2冊の本と、本好きのためのキャンプの楽しみ方についてご紹介しました。
もしあなたが辛い思いをしているのであれば、ぜひ一度手に取ってみてください。
そして、本を読むこと、そして自然の中で過ごすことの素晴らしさを、体験してみてください。