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現在なう日記 069 芸の道

宴会の余興のピアノ伴奏が終わった。
技術的にはがっつり間違えたりしたので私の演奏の役目としては散々だったのだけど、宴会幹事として盛会に終わったのは最高だ。

今回の宴会は定年するおじさん(演奏が趣味、Aさんとする)を、本人リサイタルで送るという形式だったのだけど余興から施設の慰問までこなすAさんはエンターテイナーとしての技量が半端なかった。

演奏技術というのは、単に難しい曲を弾きこなすだけではないのだ!とつくづく感じた。
Aさんは自分のレパートリーを何曲も持っていて、しかもそれらはいつでも引き出しから出せる状態に磨かれている。私のように「昔アレが弾けたけど練習しないとすぐには披露できない」のとは全く違うステージにいるのだ。ここまでやって初めて余興に引っ張りだこというレベルなのだ。
さて、自分にそんな曲あったっけ?と問うてみる。もう幼稚園児みたいな曲しかそーやって弾くことができないと思う。まだまだすぎる。

明日から次のステージへの修行が始まる。(このモチベーションが続けばなあ!今頃プロ並だったろうに…)

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