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自由と孤独の旅 9日目

こんにちは、或いはこんばんは。

旅ももう9日目。
今日は西条から尾道まで、行きで回れなかったしまなみの島々を巡る。

船がゆく
この後すごく吠えられた
海の近くは落ち着く
桟橋
海直結階段好き
カーブミラー

カーブミラーは何故か撮ってしまう。
海沿いは白いカーブミラーが多くて嬉しい。

道端に青
海に続く道
海の上を走れたらいいのに
このまま走りたい
漂う葉
島の夏感
海へ降りる道

島の外周を走っていると、海へ降りる道がある。
この細い道が夏を加速させる。

ここで一休み
波と風の音だけ
白い花が海の青に映える

ここで一休みとは言ったものの、止まれば灼熱、走れば腰痛、耐える姿は修行僧といった模様で、ホテルに戻るまで身体が休まることはない。(心はとても休まる)

海に突き出している所は大体行く
そのまま海に向かって歩きたくなる

暑さで朦朧とする意識の中、このまま海に向かって進んでいけたなら大層気持ちがいいだろうなと思いつつ、カブが壊れるのでダメだなと冷静になる。

ヒャッホー坂

ここはヒャッホー坂というらしい。
マップを見て名前を見た時はふざけた名前だなと思っていたが、なるほどこれは確かにヒャッホーだ。
ヒャッホーと叫びながら降って行きたい坂ではあるが、尊大な羞恥心が邪魔をする。

風に揺れる草の気持ちよさそうなこと
この大きな海を渡る
美しい曲線

そんなに距離は走ってないけれど暑さによる疲れがでてきたので、少し早いが灯台を見たら尾道に行こうと思う。

看板の通りに進む

看板通りに進んできたが、道はどんどん細くなり、とても灯台に向かっているとは思えない道になる。
ある程度進んだ所で次の看板を発見。
ああ、納得。
ここから先は登山ということか。
潔く引き返し、尾道へ向かう。

坂の街が好きだ
ホテルから暮れゆく街を眺めているとなんだか贅沢な気分になってくる
青に染まる街に灯りがともりはじめる

一つ、また一つと灯りがともる街を眺めながら、冷やしすぎて少し肌寒い部屋の中、尾道ラーメンを啜る。
満ち足りた孤独を抱いて今日も眠りにつく。

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