楽しみを優先する
気楽に軽やかに生きるヒントをいくつか挙げておきましょう。
(1)自分の楽しみを優先しよう。
人の心配や気遣いばかりして、したいこともせず、自分のことを後回しにしている人がいます。これは、特に親子間で言えることですが、親は子供にかまけず、自分自身の楽しみ事に忙しくしている姿を子供に見せる。すると、子供も自分で趣味を見つけ、楽しい世界を築けるようになります。
(2)「今・ここ」に生きる。
過去を悔やみ、未来を案じて気持ちが沈んでいませんか?過去のことは、後悔したり反省したりせず、「今日」を新しい人生の初日と考えましょう。
未来を心配しても、危惧するような事態が現実に訪れるのは、わずか5%程度ではないでしょうか。残りの95%は取り越し苦労に終わるものです。「そのとき」のことは、そうなってから考えませんか?
(3)直感、ひらめきを大切に。
「ふと思うは神の心、あれこれ思うは人の心」という言葉があります。ふっとひらめいたこと、何となく思うことは、天(神仏)からのメッセージ。考えすぎて躊躇するよりも、直感に従ってみましょう。
(4)何ごとも柔軟に受け入れよう。
「○○すべきだ」とか「○○が絶対に正しい」とか「○○するのが常識」というように決めつけると、窮屈になります。「そうとも言えるし、そうでないとも言える」というように余裕をもって、ものごとを解釈しましょう。
(5)善人を目指すのはやめよう。
「人に良く思われたい、認められたい」という欲求が生き方を窮屈にさせ、純粋な喜びを奪います。
あなたの人生なのですから、あなたの心のおもむくままに歩んだらいい。他人からの承認を気にするより、自身が納得する人生を送りましょう。