両親の生い立ち
こんにちは。きりこです。
今回のお話は両親の生い立ちです。
子供から見るに、喧嘩の絶えない夫婦だったしうまくいってはいなかったと思います。なぜうまくいかなかったのかの根底にある問題について私の考えをまとめていきます。
そもそも、価値観が違いすぎた。
父方の祖父は早くに亡くなったのでおぼろげな記憶ですが、いかにもという感じのサラリーマンでした。父方の祖母は専業主婦でした。また、父には年の離れた弟がいますが、年が離れているため仲は良くも悪くもなさそうでした。亭主関白の家庭で、専業主婦である祖母は祖父が亡くなるまでクレジットカードすら持たせてもらえなかったようです。
母方については前回も少しお話しましたが、祖父はパート&主夫、祖母はキャリアウーマンで、母には年の近い兄と弟がいます。また、他世帯同居だったので常に大勢が家にいたそうです。コミュニケーション能力も磨かれますよね。
きっと父の根底の考えに「働いている大黒柱」という自分像があるので母や私たち子どもの家庭内での人権が低いように感じました。
母は平日も朝食を作り、土日も掃除洗濯食事と忙しいのに、父は部屋にこもって仕事をしているイメージが強いです。もちろん草刈など外の手入れをしてくれたのは父でしたが、母も働いているのに何やら母の占める家事の割合が多いような気がしてなりませんでした。
休日、母が友達に会いに行く予定を立てると、「子どもを放置して、悪い母親だ」とよく言っていました。ただ、別にそんなに頻度は高くなかったし、子どもからすれば「別にお父さん家にいても遊んでくれないんだから。あなたもよく放置してるよ。」なんて思っていました。母もこう言われていることを知っており、出かけにくい様子も見ていたので物心ついたある時からこういった小さな小言が私にも刺さるようになっていきました。